鳥取県「西部」
二次医療圏
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鳥取県の二次医療圏「西部」の特徴

1西部医療圏の概要

〈鳥取県の西部に位置して、中国山地の山岳部と海岸部、及び都市部を抱えた地域の医療圏〉
鳥取県の二次医療圏である「西部」は、米子市、境港市、日吉津村、大山町、南部町、伯耆町、日南町、日野町、江府町の9つの自治体から構成されていて、鳥取県の西部に位置しています。
面積は約1200平方キロメートル、人口は平成22 年の国勢調査によれば24万人で、年代別人口比率は市部と郡部で分けて算出されていて、 市部(米子市・境港市)では年少人口14.0% 生産年齢人口60.9% 老年人口25.1%、郡部(市部以外の各町村)では年少人口11.2% 生産年齢人口54.6% 老年人口34.2%と、 市部と郡部では人口構成の割合が極端に違い、高齢化率が市部では鳥取県全体と同程度、郡部では県と比較して高くなっています。
中国山地が日本海側に迫る地域にあり、本医療圏東部に中国地方第一の高峰である大山、南部に道後山を抱えた急峻な山岳地帯が広がっています。 また日野川の流域から下流を中心に砂丘性の平野が広がっていて、日本海沿岸部の多くは内湾になっています。

2西部医療圏の特徴

〈観光業が有名で日本でも有数の有名な温泉街を持ち、伝統工芸も盛んに行われている〉
西部医療圏の中心産業は水産業、農業、及び第三次産業です。水産業では特に本医療圏内の境漁港が日本海側の水産拠点となっていて、 まき網を中心として、いか、かに等が水揚げされる沖合漁業と、ヒラメ、ハマチ、タイ、アジ等が水揚げされる沿岸漁業が行われています。
また農業では、稲作をはじめとして、キャベツ、白ねぎ、トマトなどの野菜類や柿、梨、いちじく、スイカ、メロンなどの果物の生産が盛んで、 特に梨は「二十世紀梨/ゴールド二十世紀梨」などの有名なブランド梨の産地として有名です。
第三次産業では本医療圏内の米子市が「商都米子」と呼ばれるほど商業が盛んで、一方観光業の分野でも大山を中心とした高原リゾート地帯や、 古事記・日本書紀にその名が見られるオオクニヌシノミコトに由来する史跡があり、また米子市内にある山陰最大規模の皆生温泉をはじめとする温泉にも恵まれ、これらの観光資源を元に発展しています。
公共交通の面では、JR西日本のJR山陰本線が日本海沿いに走っていて、更にJR伯備線とJR境港線が本医療圏内を通っています。 鉄道沿線以外はバスの便となりますが、列車、バスとも路線により運行本数に極端な偏りがあるため、圏内の移動の際は自家用車の利用も念頭に置く必要があります。
一方で道路網は、自動車専用道では中国縦貫自動車道から分岐する米子自動車道が本医療圏内まで達して4ヶ所のICを持ち、関西や中国地方各地への道路の足は利便性が高いです。 一般道でも国道9号線や国道181号線、国道431号線を軸として、各方面に国道や県道が張り巡らされています。本医療圏東部及び南部の中国山地の山岳部を除けば道路網は整備されています。
また、本医療圏内に「米子鬼太郎空港」があり、東京の羽田空港まで毎日6往復程度の便数を確保していて、首都圏との往来は至便です。 また本空港からは那覇空港や札幌空港をはじめ国内5空港と韓国ソウルへの定期便があります。

3西部医療圏の医療の現状と課題

〈山陰地方最大都市の米子市への周産期医療の集中と郡部での出産が不可能な点が課題〉
西部医療圏の中核病院は鳥取大学医学部附属病院が役割を担っています。本医療圏には2014年7月現在の地域内医療機関情報の集計値で、病院20ヶ所、一般診療所が203ヶ所あります。
本医療圏の課題は周産期医療に関わる点です。 本医療圏内には鳥取県の総合周産期母子医療センターが鳥取大学医学部附属病院に設置されるなど、ハイリスク分娩についての整備は着実に行われています。 しかし一方で、本医療圏内での出産対応が可能な医療機関は、病院が2、一般診療所が5と少なく、いずれも米子市内に集中しています。
さらに平成25年度から病院のひとつが院内助産となる予定で、本医療圏内の周産期医療の資源が先細りになりつつある現状や、郡部での出産が不可能である現状があります。 これに対して鳥取県としても行政上の対策を行っていて、産婦人科や産科、小児科を受け持つ医師や看護職員の確保については、「臨床研修医研修資金貸付制度」を創設することや、 「鳥取県医師養成確保奨学金」を継続して実施すること、「鳥取県ドクターバンク」の充実等による産科等関係医師の養成や確保を行うことを行政施策としています。
また分娩手当等の医療関係者の処遇の改善による医師や助産師の確保を行うことや、育休中や育児で退職した潜在的看護職員に対しての研修を行うことによる復職支援などを行政施策としていて、 医療関係者の確保を重点的に行う計画です。

4西部医療圏の医師の現状

〈医育機関を除いた医師数の検討と、糖尿病の合併症である腎不全の死亡率減少が課題〉
平成22年12月31日現在での厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査によれば、西部医療圏の人口10万人あたりの医師数は354.0名となっており、 県平均の265.9人、全国平均の219.0よりも多く、鳥取県の3つの医療圏でも最多となっています。
ただし、本医療圏には鳥取大学医学部並びに鳥取大学医学部附属病院が設置されていることで、医育機関附属病院が医師数を押し上げている形となっており、医育機関附属病院を除いた医師数での検討が必要となっています。
また、本医療圏の課題として、男性、女性とも腎不全の死亡率が、東部、西部医療圏と比較して高いという現状があります。
腎不全という死因は糖尿病の合併症としての発症が最も起こり得る原因であり、本医療圏での糖尿病の検査や指導、治療を継続して行える医療体制の整備を行う点と、糖尿病自体の予防への正しい理解の周知が求められています。 この点を鳥取県としても対策として検討していて、具体的な施策として糖尿病の専門以外の医師や療養指導スタッフへの研修等による、糖尿病治療のレベルアップを図ること、 地域連携クリティカルパスを本医療圏に策定し運用することによって、本医療圏内のどの医療機関でも同等の糖尿病の治療ができるような医療の標準化を行うこと、 及び行政側で「糖尿病予防対策検討会」や「実務者会」を継続して開催することで、本医療圏内での糖尿病予防についての課題の検討や連携の推進を行うことが挙げられています。

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