北海道「札幌医療圏」
二次医療圏
の医師転職・求人情報

北海道札幌医療圏の医師の転職にお役立ちの地域情報満載!

地域によって様々な医師の転職市場。特に医師の募集状況や地域の特徴は二次医療圏ごとに異なります。
札幌医療圏での転職成功のため、医師転職ドットコムが徹底調査した地域別の転職お役立ち情報をお届けします。

北海道の二次医療圏「札幌医療圏」の概要と特徴

1はじめに

〈札幌医療圏とは〉
北海道の二次医療圏である札幌医療圏は、北海道の中西部に位置する石狩振興局管内の、札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村の6市1町1村、政令指定都市である札幌市の行政区である中央区、北区、東区、白石区、厚別区、豊平区、清田区、南区、西区、手稲区を含むと、18の自治体で構成されています。本医療圏は中央部が石狩川流域で石狩平野が広がり、札幌市を中心とした大都市圏を形成しています。
本医療圏の面積は約3540平方キロメートル、平成24年12月31日現在の簡易統計情報での圏内人口は約234万人です。
尚、三次医療圏は他の都府県では都府県単位ですが、北海道は北海道自体を三次医療圏とした際のエリアが広過ぎるため、各総合振興局、振興局の位置や地勢から北海道とは別に三次医療圏が設定されています。本医療圏は空知総合振興局、胆振総合振興局、後志総合振興局、日高振興局の各医療圏と合わせて三次医療圏『道央』として設定されています。

2札幌医療圏の特徴

〈大都市である札幌市を抱え、北海道では唯一の大都市とその近郊地域の医療圏〉
札幌医療圏は石狩川が医療圏内を北から中央部を経て西部に流れ日本海に注いでいて、石狩川やその支流が作り出す石狩平野が本医療圏の大部分を占めます。大都市である札幌を医療圏内に抱えていることもあり、工業、商業などの大都市型産業が中心ですが、本医療圏内に支笏洞爺国立公園や温泉地、そして「観光地としての札幌」を含み、観光業も盛んです。また第一次産業も、石狩平野での農業、日本海での水産業が盛んに行われています。
交通の面では、JR北海道のJR函館本線とJR千歳線が本医療圏の中央部を貫通し、医療圏内のみならず旭川市や函館市と頻繁に鉄道便で結ばれていて、またJR学園都市線が当別町内まではある程度の列車本数を確保しています。更に札幌市内は札幌市営地下鉄や札幌市電が頻繁に運転を行っています。更に鉄道が無い石狩市にも中心部には札幌市内からバスが頻繁運転しているので、全体的に公共交通は至便と言えます。
道路については、自動車専用道として道央自動車道と札樽自動車道、道東自動車道が本医療圏内を通り圏内に数多くのICを持ち、北海道の各方面への移動の足は非常に良いです。また一般国道でも国道5号線、国道12号線や国道36号線をはじめとして、他の国道や道道が医療圏内各方向に伸びていて、医療圏内の移動は容易です。
年齢別人口比は平成22年国勢調査では、年少人口が12.1%、生産年齢人口が67.2%、老年人口が20.6%で、北海道全体と比較すると生産年齢人口の割合が高く、その分老年人口が低い割合となっています。

3札幌医療圏の医療体制の状況

〈医療機関の大都市偏在により、医療圏内の自治体内で救急医療が行えないケースがあり〉
札幌医療圏の中核病院は市立札幌病院、札幌医大附属病院、北海道大学病院、手稲渓仁会病院など複数の病院が地域と機能とを分担していて、他に独立行政法人国立病院機構北海道がんセンターや北海道立子ども総合医療・療育センターなど疾病や事業に特化して中核病院の役割を担っている病院もあります。これらを含めて本医療圏内には、平成24年4月1日時点で239の病院と1546の診療所を有します。
本医療圏の課題は、医療機関の偏在による救急医療体制の点です。本医療圏内には高度救命救急センターを持つ病院、ドクターヘリの運航可能な医療機関などがありますが、一方で大都市である札幌市と周辺の自治体の間では救急搬送率に大きな差があります。
平成22年4月~12月診療分の電子レセプトによる分析によれば、各市町村の救急医療自給率は札幌市が94.7%に対して、石狩市は15.4%、北広島市、当別町、新篠津村はいずれも0%で、札幌市をはじめとする周辺自治体に救急搬送先を頼っている現状があります。特に新篠津村は村内の病院数が0で地域も本医療圏の東端部という事情から、最大の救急搬送先が隣接二次医療圏内の岩見沢市という状況で、救急医療という点では搬送に掛かる時間の増大に繋がる問題をはらんでいます。
この点を北海道及び石狩振興局も行政課題として考えていて、初期医療体制を担う在宅当番医制や休日夜間急患センター等の体制の維持と充実をより進め、現行以上の自治体内、そして二次医療圏内での救急医療の一層の充実を図っていく施策を行っています。

4札幌医療圏の医師の現状

〈医師不足の面と、がん治療においての医療圏内の札幌市内への集中を防ぐ方策が必要〉
平成22年末時点での札幌医療圏の医師数は6563人、人口10万人あたりでは281.5人で、北海道の229.0人及び全国での219.0人を大きく上回っています。ただし、前項でも述べた通りの医療機関の偏在があり、札幌市を除いた本医療圏での人口10万人対医師数は128.7人となり、他の道内の二次医療圏と同じように医師の確保が北海道における緊急の行政課題となっています。
また、医師の偏在化という本医療圏の問題として、がん医療提供体制の平均化の問題があります。本医療圏内の札幌市内には、がん診察連携拠点病院として独立行政法人国立病院機構北海道がんセンターがあり、また北海道高度がん診療中核病院が2ヶ所、がん診察連携拠点病院が5ヶ所存在します。
ただし本医療圏内の札幌市外、及び本医療圏の周辺医療圏にはがん診察連携拠点病院又は北海道高度がん診療中核病院を持っていない自治体や医療圏が多く、おのずとがん患者が札幌市内に集中してしまう状況があります。
この点は本医療圏のみの問題ではなく三次医療圏である道央の全体に関わる問題ですが、道央のがん医療を札幌市内に集中させ札幌市内のがん医療提供病院の負担をこれ以上増やさないためにも、後志医療圏や東胆振医療圏、南空知医療圏及び札幌市外の本医療圏へのがん医療可能な病院の整備を行い、道民に対するがん医療の提供体制を充実し強化させることが必要となります。それが実施されることで道民が身近な医療機関でのがんの診断や治療を受けることが可能になり、がんの状態に合わせた治療が受けられることになり、各二次医療圏内でのがんの診断や治療が完結する体制が整備されることとなるため、その点を北海道は医療行政の課題としています。

北海道の医師求人特集TOPへ

担当コンサルタントへの依頼が便利です。簡単60秒。
		北海道のコンサルタントに求人紹介を依頼する