北海道「十勝医療圏」
二次医療圏
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北海道十勝医療圏の医師の転職にお役立ちの地域情報満載!

地域によって様々な医師の転職市場。特に医師の募集状況や地域の特徴は二次医療圏ごとに異なります。
十勝医療圏での転職成功のため、医師転職ドットコムが徹底調査した地域別の転職お役立ち情報をお届けします。

北海道の二次医療圏「十勝医療圏」の概要と特徴

1はじめに

〈十勝医療圏とは〉
北海道の二次医療圏である十勝医療圏は、北海道の南東部に位置する十勝総合振興局管内の自治体で構成されています。該当するのは、帯広市、音更町、士幌町、上士幌町、鹿追町、新得町、清水町、芽室町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町、幕別町、池田町、豊頃町、本別町、足寄町、陸別町、浦幌町の19自治体です。十勝医療圏は十勝総合振興局と同一のエリアで、十勝平野とその周辺の山々からなり、南東側を太平洋に接しています。
十勝医療圏の面積は約1万1千平方キロメートル、平成22年国勢調査での圏内人口は14万8千人余りです。
尚、北海道の場合の三次医療圏は、他の都府県が都府県単位であるのに比べ、旧支庁、現在の振興局の位置や規模を目安として設定されています。十勝の場合は二次医療圏の十勝がそのまま三次医療圏『十勝』となります。

2十勝医療圏の特徴

〈農業分野で国内の一大産地であり、産物を利用した加工品の二次産業も盛ん〉
医療圏での基幹産業は農業が中心で、大規模畑作農業が行われています。
主要な作物としては、豆類、小麦、じゃがいも、砂糖の原料になる甜菜、キャベツ、百合根、ソバ、アスパラガス、ぶどうなど多岐に渡ります。一方で酪農畜産業も盛んで、生乳の生産が北海道産の30%近く、肉牛の飼育は北海道産の40%以上となり、他にも豚、馬、鶏、羊など畜産業の対象となる家畜も多岐で大規模な酪農畜産業が行われています。このように十勝医療圏が農産物の一大生産地となることで、その農産物を食品に加工する第二次産業も活発に行われています。生乳から作る乳製品、甜菜から作る砂糖、豆類から作る餡や菓子類、ぶどうから作るワインなど、自治体ごとに特徴のある製造業が行われています。また更に十勝北部の冬の寒さを逆手に取り、自動車メーカーが医療圏内に乗用車用の寒冷地試験場を建設しました。このような点からも、十勝は今後まだまだ第二次産業が伸びる余地を持っている地域と言えます。
交通の面では、JR北海道のJR根室本線が、十勝医療圏の中心地の帯広市と札幌などの道央地区や釧路地区とを結んでいます。また、道東自動車道が道央地区から夕張、トマム経由で十勝医療圏を東西に走り、足寄町まで達しています。このように道央地区からは交通至便な十勝医療圏ですが、医療圏内の移動については自家用車を利用するのが妥当でしょう。

3十勝医療圏の医療体制の状況

〈圏域が広い分、十分な周産期医療体制を確立して住民の安心した出産や子育てを〉
十勝医療圏の中核病院はJA北海道厚生連帯広厚生病院が三次医療圏のその役目を担っていて、三次医療圏としての「十勝」の基幹病院の役割も合わせて有しています。ただし十勝医療圏はその面積の広さが通院や入院時の患者への負担となるため、清水町の清水赤十字病院や広尾町の広尾町国民健康保険病院など、各自治体にある公立病院や公的病院が中核病院の補助的役割を担っています。これらを含めて十勝医療圏内には、平成22年10月時点で34の病院と211の一般診療所を有します。
十勝医療圏の問題として最も重要な点は、周産期医療体制の確立が急務という点です。平成24年末の時点で、十勝医療圏内で産婦人科を標榜して分娩が可能な医療機関は4ヶ所、そのうち3ヶ所が帯広市、1ヶ所が芽室町と地域的な偏りがあるのが現状です。このような問題点から、北海道は道全域を対象とした「北海道周産期医療体制整備計画」を平成23年に策定し、十勝医療圏においても帯広厚生病院が「総合周産期センター」として指定され、医師や助産師など周産期医療従事者の連携体制や医療技術を高めるべく活動を行っています。
現在では施策の初期段階として、道内の周産期医療に詳しい三つの医育大学との連携を高めて、十勝医療圏の総合周産期センターのレベルアップを図る方策を実施していますが、将来的な目標は総合周産期センターから医療圏内の各自治体の公立/公的病院への産科医の常駐や派遣を行い、なおかつ総合周産期センターから各病院の産科医や助産師への十分な支援体制を構築するべく、行政の方策が立てられています。

4十勝医療圏の医師の現状

〈無医地区への医療サービス向上と、特定疾患への予防対策が課題〉
平成22年末時点での十勝医療圏の医師数は581人、人口10万人あたりでは167.0人で、北海道の229.0人及び全国での219.0人を大きく下回っています。しかし十勝医療圏内の帯広市のみであると258.9人となり、データからも十勝医療圏内唯一の都市といえる帯広市への医師の偏在が見られ、今後の医療行政の課題となっています。
また十勝医療圏の問題として、終末期医療を含む在宅医療の提供体制の充実が挙げられます。十勝医療圏は圏域が広いことから、訪問介護系のサービスは移動時間のロスが多く実働時間が短くなることや、緊急対応が困難になる点が問題となっています。
また、特定の自治体では在宅ケアサービスの全てを提供できないものもあり、医療面のみならず自治体の考え方や住民の住まいのあり方まで含めた検討が必要となります。このような点をふまえ十勝医療圏での医療行政では、自治体ごとに在宅医療の拠点を設けて拠点を核とした自治体の枠を超えた在宅ケアのチーム作りが必要との認識に立ち、各自治体の実状に合わせた施策を実行しています。

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