医師転職TOP >北海道特集「手稲渓仁会病院」経営管理部次長 藤井裕康氏インタビュー

北海道特集インタビュー「手稲渓仁会病院」

藤井次長インタビュー「日本有数の研修病院を支える秘密はここにあり!~北米方式と屋根瓦方式~」

1.研修制度の設立の経緯~第一期生が作り上げた手稲渓仁会病院の研修の歴史~

 臨床研修は、平成10年から取り組みを始めましたが、後発ということもあり、なんとか特色を出し、研修医に「臨床研修を手稲渓仁会病院で受けたい」と感じてもらえるようにしようと思いました。
 院内で試行した結果、「北米方式」と「屋根瓦形式」の二本柱を打ち立て、現在まで進めてきました。

■北米方式とは?~教える仕組みにフォーカスした研修システム~

 北米方式は、ピッツバーグ大学との提携がその象徴でもありますが、総合内科に代表されるgeneralな視点、全人的医療に対応できる総合医の育成を基本としているところに特長があります。アメリカと日本で臨床研修を終えた日本人指導医3名体制は画期的と思います。
 「教える仕組み」にフォーカスした研修内容になっています。具体的には、研修1年目の間に上級研修医の指導の下で同年次の研修医へレクチャーを始めます。そして研修の中で進歩していくにつれて、時にはプレゼンテー ション行うと同時に、ケースディスカッションの司会もお願いすることになります。また、このような方式を導入したのは、院内で将来中核となる人材を、大学ばかりに依存している体制を抜け出さなければならないという思いのもと始まっております。

手稲渓仁会病院藤井次長

■屋根瓦形式とは?~研修医は研修医が育てる~

 「研修医は研修医が育てる」という指針を持って、1年目は2年目が教え、2年目は3年目が教えることを重んじています。当院はこれを屋根瓦方式と呼んでいます。
 例えば、現在手稲渓仁会病院に見学に来る医学部5・6年生の対応は、研修医のスタッフを中心に行っております。見学は、3~5日の間8:30~18:00頃まで、研修医から「ここなら、いいところも悪いところも含めて多くのことを学べる」ということを直に聞くことができます。

■研修医制度に注力される理由~各科専門医の負担軽減にも寄与~

 研修プログラム以外の部分で、研修医のスタッフ自身が「良い研修とは?良い研修を受けるための環境とは?」についてしっかり考えてもらっていることが、モチベーションの源になっているように感じます。
 このような「ある程度自由度を持たせることは、民間病院ならでは」ではないでしょうか。

メディウェル インタビューアー

2.研修医制度に注力される理由~各科専門医の負担軽減にも寄与~

 初期研修医、後期研修医の役割をしっかり棲み分けさせることによって、初診は研修医に、より専門的な知識を必要とする患者さんには各科専門医の医師が対応するようなシステムが整っております。

初期研修医、後期研修医の役割をしっかり棲み分けさせます

3.歓迎する研修医像とは?~自立とコミュニケーション~

 与えられている研修以外に、「よりよい研修にするためにはどうすればいいか」と考えて頂ける方や、研修医同士お互い励ましあって前進していける人を歓迎しております。

臨床研修制度開始から各年度別研修医採用数

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