福岡県「粕屋」
二次医療圏
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福岡県の二次医療圏「粕屋」の概要と特徴

1はじめに

〈玄界灘沿岸から福岡市の東側を内陸部まで含んだ医療圏〉
福岡県の二次医療圏である粕屋は、福岡県北中部の玄界灘に面した地区から内陸部にまで設定された医療圏です。 粕屋医療圏は、古賀市、宇美町、篠栗町、志免町、須恵町、新宮町、久山町、粕屋町の1市7町で構成されています。
粕屋医療圏の面積は約207平方キロメートルで、平成24年8月1日現在の福岡県人口移動調査での圏域内人口は約27万8千人です。 尚医療圏内の自治体で、県の文書や地図上では「須惠町」と記載されているものもありますが、公式ホームページでは「須恵町」記載のため、 ここでは「須恵町」で統一します。

2粕屋医療圏の特徴

〈古くから福岡市に隣接するひと括りの地域として発達してきた医療圏〉
粕屋医療圏は福岡県の県庁所在地で政令指定都市である福岡市の東側にあります。 古事記の記述には既に「糟屋郡」として登場する古い地名で、現在の粕屋医療圏全域が古代以来の糟屋郡の東~中部に該当します。 医療圏の中央付近から西側は福岡平野の一角であり、東側は三郡山地の山並みで宗像、直方・鞍手、飯塚の各医療圏と境を成しています。
一時期は石炭の炭田で賑わった時期もありましたが、現在炭鉱は全て閉山し、福岡市隣接地区という地の利を活かして福岡市のベッドタウンとして、 また福岡市や北九州市へ向けた近郊農業の拠点として、さらに三郡山地を利用した各種観光業、福岡市や北九州市にある各工場の関連企業の事業所の進出地域など、 多方面の人口増の要因から一層の繁栄が見込める医療圏です。
鉄道は粕屋医療圏内の沿岸部をJR九州のJR鹿児島本線が、内陸部をJR篠栗線が貫通していて、更に圏内北西部の新宮町には福岡からの西日本鉄道西鉄貝塚線が、 圏内南西部にはJR香椎線が通じていて、全体的に見れば鉄道の便は良好と言えます。 道路については、国道3号線が粕屋医療圏の沿岸部を、また国道201号線が医療圏中部を東西方向に貫通しています。 更に古賀市の内陸部には九州自動車道が通り、粕屋医療圏の西端部分を南北に貫通しています。また圏内には古賀IC、粕屋IC(施設の一部が粕屋町内にある)、 須恵スマートIC(ETC専用)が存在して、九州各地や中国地方からのアクセスが非常に良くなり、物流の面でも効果的になりました。 尚圏内西部の志免町、宇美町にはかつては国鉄勝田線が通っていましたが国鉄の民営化実施に伴う不採算路線の整理により廃止されました。 しかし並走する県道経由で博多駅、天神方面のバス便が頻繁運転していて、鉄道廃止による影響は皆無と言えます。
粕屋医療圏内の年齢区分別人口割合は、年少人口が16.2%、生産年齢人口が65.5%、老年人口が18.3%で、福岡県全体と比較して老年人口の割合が少なく、 その分年少人口の割合が他の医療圏と比較しても極端に高くなっています。 年齢区分別人口割合は、年少人口が13.4%、生産年齢人口が68.8%、老年人口が17.9%で、福岡県全体と比較して老年人口の割合が少なく、 逆に生産年齢人口の割合が多くなっています。

3粕屋医療圏の医療体制

〈圏外の入院流入割合が半分弱、福岡県全体で二次医療圏毎の医療体制の見直し要〉
粕屋医療圏の中核病院は福岡東医療センターが担っていますが、医療圏の地域的偏りから災害拠点機能については福岡青洲会病院も機能を分担しています。 粕屋医療圏内には26の病院と158の一般診療所があります。 粕屋医療圏内の病院の問題点としては、 入院患者の他医療圏からの流入割合が平成20年の厚生労働省の患者調査によれば40%を超過していて、 福岡県の医療圏の中でも特筆的に多いという点です。主な流入元は、宗像医療圏が多く、あと飯塚医療圏や直方・鞍手医療圏からも一定数の流入があります。
他医療圏からの流入が多い分、粕屋医療圏内の入院患者が更に他の医療圏に流出する事態となり、同じ調査では31.4%の粕屋医療圏の入院患者が他の医療圏に流出している実状となっています。 この点は粕屋医療圏内のみの問題ではなく、流入元の他の医療圏の医療環境が不十分であることが問題で、福岡県としても県の医療行政の問題として捉えて対策を検討しています。

4粕屋医療圏の医師数の現状と未来

〈福岡県全体での医師不足への対処と、医療圏内での周産期医療の充実が課題〉
平成22年12月31日時点での粕屋医療圏の人口10万人あたりの医師数は171.8人で福岡県内の医療圏では少ない側から4番目、 福岡県全体の274.2人はもちろん全国平均の219.0人よりもかなり少ない数値です。 この点は福岡県の医療行政で、医師の確保と定着に向けての医療行政方針を立案、実施する必要があります。
更に粕屋医療圏の医療の現状として、周産期医療の資源の少なさがあります。平成23年度の人口動態調査及び医療施設調査によれば、 粕屋医療圏内の人口千人あたりの出生率は11.9人となっていて、福岡県全体での9.2人をはるかに上回り、福岡県の医療圏の中でも最高の出生率となっています。 ところが粕屋医療圏内で分娩を取り扱う産科及び産婦人科の病院数は1、診療所数は5であり、人口10万人あたりの分娩を取り扱う産科及び産婦人科の病院数という視点で見ると 病院数が0.4、診療所数が1.8となり、いずれも福岡県の平均値を下回っている現状があります。 これは医療圏内住民の出産数と比較した分娩を取り扱う産科及び産婦人科の病院/診療所の不足を意味しているとともに、 平成22年の福岡県統計による出産千対の周産期死亡数が6.56と、福岡県平均の4.26を上回るのみならず福岡県の医療圏の中でも最高の死亡数となっている事にも影響があるものと推測できます。
粕屋医療圏は人口が増加し年少人口の割合が特に多い地域でもあり、福岡県も行政方針として周産期医療の資源の確保のため、 産科医や新生児医療担当医への助成で医師の処遇の改善を促進すること、診療所/病院/高度医療機関の機能分担と連携を行い妊産婦に対して状態に応じた適正な 受診を行う指導教育を図るなど、現医療資源内での対策を実施しています。

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