熊本県「阿蘇」
二次医療圏
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熊本県の二次医療圏「阿蘇」の概要と特徴

1はじめに

〈熊本県の阿蘇医療圏の概要〉
熊本県の二次医療圏である「阿蘇医療圏」は、阿蘇市、合志市、大津町、菊陽町の2市2町からなる医療圏です。 本医療圏は熊本県の北部中央内陸部に位置し、北東部の九州山地の部分以外はほぼ熊本平野からなります。
本医療圏の面積は約470平方キロメートル、平成24年10月1日の熊本県推計人口は約17万8千人で、年齢3区分人口では年少人口が16.4%、生産年齢人口が62.0%、老年人口が21.7%で、 熊本県全件と比較して老年人口の割合が低く、熊本県内で高齢化が最も進んでいない医療圏です。

2阿蘇医療圏の特徴

〈熊本県で最大、全国的にも有数の観光地である「阿蘇」を抱える医療圏で、農業も盛ん〉
阿蘇医療圏の基幹産業は観光業と農業です。本医療圏の阿蘇地域は熊本県内の他地域に比べて観光客数が群を抜いて多く、熊本県内最大の観光地として知られています。 阿蘇地域には阿蘇五岳を中心に世界最大級のカルデラを持ち、そのカルデラ内部に広大な草原等を有し比較的平坦地の多い阿蘇五岳北側の阿蘇谷、南側の南郷谷と、 起伏に富んで傾斜地が多い阿蘇外輪山地域とで形成されています。
また、阿蘇地域全体が阿蘇くじゅう国立公園に指定されていて、ハナシノブなどの阿蘇特有の希少な植物の自生地があるなど、自然資源が大変豊富で日本でも有数の観光産業が盛んな地となっています。 また一方では農業も盛んで、本医療圏内の平坦地では稲作を中心とした、山間地では高冷地野菜や果実類を中心とした農業が主要産業として行われています。
公共交通では、本医療圏内をJR九州のJR豊肥本線が通っていて、阿蘇カルデラの南郷谷部分には第三セクターの南阿蘇鉄道が通っています。 鉄道の沿線以外はバスの便になりますが、鉄道及びバスとも便数が十分とは言い切れないので、本医療圏内の移動手段は自家用車の利用を含めて考える必要があります。
一方で道路網の点では、本医療圏内を国道57号線が東西に貫いて幹として、国道212号線や国道325号線をはじめ他の国道や県道が本医療圏内外の各方向に通じています。 全体的に山岳地帯の多い医療圏内ですが、阿蘇カルデラ内部の平地や山間部の各集落を結ぶ道路網はある程度整備されていると言えます。

3阿蘇医療圏の医療体制

〈救急医療体制の整備が本医療圏の最重要課題として、熊本県も対策を実行中〉
阿蘇医療圏では阿蘇中央病院が中核病院の役割を担っています。 本医療圏内には平成24年4月1日現在の熊本県医療政策課の「病院台帳、診療所台帳、歯科診療所台帳」によれば、病院6ヶ所、一般診療所50ヶ所が存在します。 本医療圏の医療体制の課題として救急医療対策があります。
本医療圏は広範域な山間地域が医療圏内の大多数であり、救急搬送に時間を必要とする地区を数多く抱えている現状があります。 また本医療圏内に救命救急センターが無く、中核病院であり二次救急医療の主要拠点である阿蘇中央病院自体も老朽化が進み未耐震であり、 脳卒中や急性心筋梗塞に関する急性期医療の提供体制が十分に整備されているとはいえないため、結果として急性期患者の多くが本医療圏外での受診を余儀なくされていて、 ドクターヘリによる重症患者の医療圏外搬送も年間90件程度と熊本県でトップという状況です。
この点を熊本県としても最重要課題としていて、阿蘇中央病院を抱える阿蘇市に熊本県、熊本大学医学部、熊本医療圏の関係機関が支援を行い、救急医療体制の再構築を重点的に行う施策を行っています。 具体的には阿蘇中央病院の改築によるに二次救急医療体制の強化及び耐震化を行うことや、現在は今まで十分に機能していなかった本医療圏内の医療機関と阿蘇中央病院の連携の強化を行うこと、 さらに熊本大学医学部の寄附講座を利用しての医師の派遣等を行うことを重点施策としていて、急性期患者の本医療圏内受療率を徐々に増やして10年後を目処に地域完結型を目指すこと、 更に救急搬送での重症患者の搬送時間を全県平均レベルまで短縮することを目指しています。
そのために、改築する阿蘇中央病院には十分に二次救急医療が可能な設備を確保するとともに、 脳卒中や急性心筋梗塞治療の地域拠点病院としての設備と人員を配置すること、耐震化した災害拠点病院としての機能を持たせること、 休日・夜間急患センターや病院内へのドクターヘリ用のヘリポートの設置などを行うこと等により、真の阿蘇医療圏の中核病院としての機能を持たせ、その上で本医療圏内の地域連携体制を再構築して、 本医療圏内の救急医療対策を確固なものとして住民に安心してもらえる医療圏を構築する計画です。
阿蘇中央病院の整備は平成26年8月時点では正式名称を「阿蘇医療センター」として診察科が開始されました。 今後さらに機能が向上される中で、本医療圏の救急医療の体制も徐々に整備されていくものと期待できます。

4阿蘇医療圏の医師数の現状と未来

〈政策としての医師増が必要で、またへき地医療について住民の医療行政への期待が大きい〉
平成22年の厚生労働省の医師・歯科医師・薬剤師調査によれば、阿蘇医療圏の人口10万人あたりの医療施設従事医師数は119.4人で、全国平均219.0人や熊本県全体の平均257.5人との比較でも低い値となっています。 県の行政課題としての医師の不足解消が急務となっています。
また本医療圏の現状として、へき地医療の問題があります。本医療圏には高森町に4地区の無医地区があり、また阿蘇市の1地区、産山村の2地区にへき地診療所を開設している状況があります。 また、県民意識調査にて県の保健医療に関する施策の中で「山間部等のへき地保健医療に関すること」の項目に 「特に力をいれてほしいと強く思う」と回答した住民の割合が本医療圏では60%弱であり、熊本県全体での46.3%を大きく上回っていて、熊本県内でも最も多い値となっています。
この点も熊本県は重要視していて、前に述べた阿蘇医療センターを充実強化してへき地医療拠点病院に指定した上で、へき地診療所支援の強化推進を行うなどの方策を行う計画です。
また合わせて保健所にてへき地医療の安定的確保を図る目的で、医療圏全体でへき地医療を支援する体制の構築を図るべく検討を行う計画です。 このような方策にて、へき地医療への医療圏内住民の満足度を上げるための施策を行う予定です。

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