長崎県「五島」
二次医療圏
の医師転職・求人情報

長崎県五島医療圏の医師の転職にお役立ちの地域情報満載!

地域によって様々な医師の転職市場。特に医師の募集状況や地域の特徴は二次医療圏ごとに異なります。
五島医療圏での転職成功のため、医師転職ドットコムが徹底調査した地域別の転職お役立ち情報をお届けします。

長崎県の二次医療圏「五島」の現状と問題点

1はじめに

〈長崎県の五島医療圏の概要〉
長崎県の二次医療圏である「五島医療圏」は、五島市の1自治体からなる医療圏です。本医療圏は長崎県の九州本土から西方向に約100キロメートル離れた、 東シナ海に浮かぶ五島列島の福江島、奈留島等の11の有人島と52の無人島の島々からなり、周囲は東シナ海に面しています。医療圏の中心である福江島は、 アスピーデ火山等の火山帯があり、島全体が複雑な地形となっています。
本医療圏の面積は約421平方キロメートル、平成24年10月1日時点での長崎県の調査による人口は約3万9千人です。

2五島医療圏の生活状況

〈古くから歴史に名を残す地域の医療圏で、水産業や農業、観光業が産業の中心〉
五島医療圏は、古くから日本と中国大陸との間を行き来する貿易船の中継地としてたびたび歴史上に登場しています。古代から有名な地域です。 本医療圏の基幹産業は水産業と農業、観光業で、漁業では近海漁業としてのアジ、サバ、ブリ等や、沿岸漁業としてのウニや貝類が漁獲品として有名です。 また農業では畑作が中心で、葉たばこや麦、ブロッコリーなどが主となる生産品です。さらに五島列島の持つ景観や古代以来の様々な史跡が観光資源となり観光業を支えています。
公共交通では、本医療圏内には鉄道網がなく、医療圏内最大の福江島内にはバスの便が、福江島と他の有人島との間には船便があります。 ただしいずれも圏内での行き先により便数に差があるため、本医療圏内の移動手段には自家用車を考える必要があります。
一方で道路網の点では、国道384号線がほぼ福江島の外周を一周していて、そこから県道や市道が各集落に通じています。医療圏内福江島中央部の山岳地帯以外では、ある程度道路網は整備されていると言えます。 九州本土との便は、長崎港からのフェリーや高速船、福岡県福岡市からのフェリー、長崎空港や福岡空港からの航空便があります。

3五島医療圏の医療体制

〈離島・へき地での医療という問題があり、長崎県としても現在対策を実行中〉
五島医療圏では長崎県五島中央病院が中核病院の役割を担っています。本医療圏内には平成24年10月1日現在の長崎県衛生統計によれば、病院5ヶ所、一般診療所40ヶ所が存在します。
本医療圏の医療体制の課題として、離島・へき地医療の問題があります。人口10万人あたりで病院数と一般診療所数を比較すると、本医療圏はどちらも本土地域と大差はありませんが、本医療圏の属する離島毎に格差があります。 また病床数を人口10万人あたりで比較すると、本医療圏の病院病床数が本土地域から少なくなっています。
また本医療圏には無医地区はありませんが、平成24年4月現在の長崎県医療人材対策室の調査で、本医療圏には12の公営離島診療所が存在していて、充分な医療提供が行えていないという問題もあります。 このような問題点を長崎県も認識していて、行政施策において対策を打ち出しています。既に設置されている「長崎県離島・へき地医療支援センター」を有効に活用して、 公立離島診療所の確保や運営の支援を行い、また地域医療教育の推進を行うことで本医療圏の医療改善を施策としています。
またITを積極的に活用して医療資源の有効活用を図ること、具体的にはより高速で高画質な医療連携システムの構築を行うことで、離島・へき地での診察の不便さを感じさせない医療の提供を目指すことを施策としています。 このような方策を実施することにより、本医療圏での離島医療の維持及びさらなる向上を目指しています。

4五島医療圏の医師数の現状

〈離島としての医師増が必要で、そのための方策を医師養成課程から実行している最中〉
平成22年12月末現在の厚生労働省の調査によれば、五島医療圏の人口10万人あたりの医師数は182.2人で、全国平均230.4人や長崎県全体の平均270.2人と比較しても低い値となっています。 県の行政課題としての医師の不足解消が急務となっています。更にこの医師数は本医療圏内でも地域による偏在が見られ、 医師が特に不足している地域では高齢化等により退職する医師の後任の確実かつ迅速な確保が課題となっています。
長崎県ではその対策として、本医療圏での医療関係者の実習等により、離島医療に理解を有する学生の育成を目指しています。 具体的には長崎大学をはじめとする医・歯・薬学部の学生の離島医療・保健実習を実施し、医療機関での外来、往診、在宅医療等の実習や福祉施設での実習、 訪問介護や保健所での保健予防活動等のカリキュラムを組んでいます。
これらの実習を通じて学生の離島医療への理解を深め、参加した学生が地域医療の実態や医療連携の必要性を学び、本医療圏のみにかかわらず離島医療に理解を有する人材を育成するような方策を実施しています。 今後は更に離島での医療従事を希望する学生への支援のための医学修学資金貸与制度を普及啓発するため、関連する機関が協力しての効果的な広報活動を実施していく計画です。 このような施策や計画の実施によって、医師数の面での離島の課題を解消していくこととなるでしょう。

長崎県の医師求人特集TOPへ

担当コンサルタントへの依頼が便利です。簡単60秒。
		長崎県のコンサルタントに求人紹介を依頼する