沖縄県「八重山」
二次医療圏
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沖縄県の二次医療圏「八重山」の概要と特徴

1はじめに

〈沖縄県の八重山医療圏とは〉
沖縄県の二次医療圏である「八重山医療圏」は、石垣市、竹富町、与那国町の3自治体からなる医療圏です。
本医療圏は沖縄県の中では南西部、東シナ海に浮かぶ八重山諸島に属する離島からなり、石垣市は石垣島と周辺の小島及び尖閣諸島、与那国町は与那国島、竹富町は竹富島をはじめ西表島、波照間島など9の有人島と7の無人島からなります。
本医療圏の面積は約590平方キロメートル、平成22年国勢調査時点での人口は約5万2千人で、年齢区分別人口構成割合は、年少人口割合は18.2%、生産年齢人口割合は64.2%、老年人口割合は17.4%となっていて、高齢化率は沖縄県の平均程度で、年少人口割合がやや多くなっています

2八重山医療圏の特徴

〈農業、水産業が盛んな医療圏で、近年は南の島のリゾート地としても人気が高い医療圏〉
八重山医療圏の基幹産業は農業、水産業、観光業です。農業分野では、現在ではパイン、マンゴー、パパイヤなどのいわゆるトロピカルフルーツの生産が盛んで、高級かつ高品質な農産物として本土はもとより海外でも好まれています。 また、温暖な気候を利用して水稲の二期作を行うことや、サトウキビなど南国特有の農産物、及び石垣牛に代表される畜産業などが盛んに行われています。
水産業では、マグロやカツオ、カジキなどの南洋の魚をはじめ、もずくをはじめとした海藻類の収穫が盛んで、近年では気候を利用したエビの養殖業なども地元の産業として根付いてきました。
また観光業では、近年石垣空港が新しく「南ぬ島石垣空港」として新しく建設されたことで大型機の発着が可能となり、石垣島を中心に南の島のリゾート地として、また西表島などの豊かな自然が造り上げた造形を観光資源として近年賑わいを見せています。
公共交通の点では、本医療圏内には鉄道の便がなく基本的に島内の公共交通での移動はバスになりますが、運行本数には地域によって差があるため、医療圏内の移動に自家用車の利用が必要でしょう。
また、各島々を結ぶ船便は石垣島の石垣港を母港として各島々に向けて便が出ています。毎日運行の便から曜日限定の便があり、事前に便数や運行状況などの確認が必要です。 道路網の点では、本医療圏の石垣島には国道390号線を中心に他の県道や町道が島内を縫うように張り巡らされていて、石垣島内であれば各集落間を結ぶ生活道は十分に整備されています。
尚、本医療圏内には石垣島に「南ぬ島石垣空港」、与那国島に「与那国空港」があり、与那国空港へは南ぬ島石垣空港及び那覇空港から、また南ぬ島石垣空港へは東京羽田、大阪伊丹、関空、名古屋セントレア、福岡、宮古島の宮古の各空港から定期便があります。

3八重山医療圏の医療体制

〈救急医療、特に初期救急医療体制を再整備することが、本医療圏の重要な課題〉
八重山医療圏では石垣市にある県立八重山病院が中核病院の役割を担い、本医療圏内には平成22年の沖縄県福祉保健部作成の「衛生統計年報(衛生統計編)」によれば、病院3ヶ所、一般診療所37ヶ所が存在します。
本医療圏の医療体制の課題として、救急医療体制の整備という点があります。 特に初期救急医療に関しては、平成24年4月時点で本医療圏内には初期救急を担う休日夜間の救急診療所が存在せず、現在は第二次及び第三次救急医療機関へ多くの軽症患者が直接受診する形となっています。 この結果第二次及び第三次救急医療機関が担当すべき救急医療機能への支障が生じてしまう問題があります。
現在、厚生労働省の方針として「医療機関の適切な機能分化」を行っています。 これは一般診療所や小規模病院などの「かかりつけ医」が初期治療、総合病院等では一般的な入院治療、大学病院等や地域や県の中核病院はより専門的、もしくは特殊な医療が必要な治療の提供を行うもので、各医療機関はその規模や機能に応じた役割を明確にしていくというものです。
このように医療機関の機能分化を行うことで、患者に対して必要かつ適切な医療の効率的な提供が可能にますが、現状では医療機関の機能分化への地域住民への理解が浸透していない現状があります。
沖縄県としてもこの点を重要な問題と考えていて、現時点では初期救急を担う石垣市立休日夜間診療所の再開を含めて石垣市と調整を行っています。 現在県立八重山病院自体が老朽化や台風等の災害で損傷が激しいことから、沖縄県は新しい県立八重山病院の建設計画を前倒しで推進していて平成29年度中の開院を目指しています。
その際の「新県立八重山病院整備基本構想」において、本医療圏内の医療施設との連携を構築して機能分担を実施しつつ、本医療圏の地理的な現状から量と質両方の面で不足している一般救急医療の提供を行うこと、及び地域の救急医療の確保のために、初期救急医療への責任を持つ石垣市、竹富町、与那国町の地元の各自治体と連携することを将来の施策としています。

4八重山医療圏の医師数の現状と未来

〈県内でも特に医師不足の解消と、また本医療圏内の離島医療/へき地医療の向上が課題〉
平成22年の沖縄県福祉保健部作成「衛生統計年報」によれば、八重山医療圏の人口10万人あたりの医師数は163.4人で、全国平均219.0人や沖縄県全体の平均235.2人との比較でも沖縄県で最少の値となっています。
県の行政課題としての医師の不足解消が急務です。 また本医療圏の問題として、地理的な面での離島医療/へき地医療の向上が挙げられます。
本医療圏での離島へき地診療所は7ヶ所あり、その中で県が設置主体のものが4ヶ所で町が設置主体のものが3ヶ所です。
また無医地区は石垣島に2地区あり、最寄りで地区外の医療機関である県立八重山病院の利用となりますが、十分なバス便が確保されているとはいえず通院等に支障をきたす状況があり、今後の本医療圏の離島医療/へき地医療の維持に不安を残しています。
この点を沖縄県としても課題と考えていて、離島中核病院である県立八重山病院への医師の配置や確保、離島診療所の医師の配置や確保、離島診療所の医師への支援体制の各部分を課題としています。
具体的には、既にへき地医療拠点病院のみで離島/へき地の医療の支援を行うのは限界の状態で、民間の臨床研修病院の活用にて、離島やへき地の医療を県全体で支援する体制を構築すること、県立診療所を多く抱える県立八重山病院の負担の軽減のために、 県立診療所が所在する市町村も一体となった協力体制を整えること、離島/へき地医療に関する協議会を県主導で設置して、離島へき地診療所への医師の確保についての協議を行い、県内の病院で実施されているプライマリケア医育成のためのプログラム作成を行う等の連携を行うことを施策として実施しています。

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