神奈川県「川崎南部医療圏」
二次医療圏
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神奈川県の二次医療圏「川崎南部」の概要と特徴

1はじめに

〈神奈川県川崎市の川崎南部医療圏の概要〉
神奈川県の二次医療圏である川崎南部医療圏は、政令指定都市川崎市の東部の地域に設置された医療圏で、川崎区、幸区、中原区の川崎市内の3行政区から構成されています。
圏内の総面積はおよそ65平方キロメートル、人口は平成25年1月1日現在推計でおよそ61万人です。
医療圏北部は東京都との境の多摩川が流れ、東部から南東部は東京湾となっています。医療圏内の大部分は三角州性低地ですが、東京湾に面した地区には埋立地の人工地形があり、また医療圏内南西部の丘陵地帯には多摩丘陵上の火山灰台地となっています。

2川崎南部医療圏の特徴

〈工業を中心とした様々な産業を抱え、公共交通機関、道路に関して至便な医療圏〉
川崎南部医療圏の東部は東京湾に面し、北部は多摩川を挟んで東京都と、南部から南西部は横浜北部医療圏と、西部は川崎北部医療圏と接しています。
本医療圏は東京都内や京浜地区のベットタウンのエリアがあり、臨海部には京浜工業地帯の一角を占める工業地帯があり、川崎市の中心部である繁華街や各種の娯楽施設が集まった市街地があり、古くから民間信仰の対象となっている有名寺院があり、内陸部に情報工学産業の主力生産拠点がありと、圏内に様々な産業を抱えています。
公共交通機関の点は、医療圏内を東から京浜急行電鉄の京急本線、JR東日本のJR東海道本線、JR横須賀線、東急電鉄の東急東横線が通り、また各鉄道と交差する形でJR南武線が医療圏内各区を縦断しています。その他京浜急行電鉄やJRの支線が海岸部に通り、公共交通機関は至便と言えます。
また道路の点は、自動車専用道路として海岸部分に首都高速湾岸線と東名高速神奈川1号横羽線等が、最内陸部に第三京浜道路が医療圏内を通り、それぞれ医療圏内にICを持ち利用可能となっています。更に一般道としては国道1号線や国道15号線、国道409号線を幹線として細かく主要な県道が通っていて、医療圏内は陸運の面でも恵まれています。

3川崎南部医療圏の病院の実状

〈ライフイノベーション特区に指定されたエリアを含み、医療分野での日本の新成長戦略に協力〉
当医療圏の中核病院は市立川崎病院が担い、市立井田病院がその補助的な役割を担っていて、他に日本医科大学武蔵小杉病院、関東労災病院が一部の疾病と事業での中核病院の役割を補完しています。医療圏内には23の病院(地方厚生局統計の平成24年11月時点)と428の一般診療所(厚生労働省医療施設調査の平成23年11月時点)が存在します。
川崎南部医療圏は臨海部が京浜工業地帯の一角に該当します。その中に事業所を持つ医療及び健康関連企業や研究機関、医療機関などが連携して、今後の高齢化社会に直面する日本での問題解決を図り、その解決した成果を世界に発信することで国際貢献を果たすと同時に、日本の継続的な経済成長の基幹産業とするため、川崎市は神奈川県や横浜市と共に「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」に指定されました。この「ライフイノベーション」とは、日本国内で革新的な医療品や医療機器等を創造して、その結果健康で長寿な社会を実現するとともに、この分野での国際競争力を強化して日本の経済成長に貢献するための、近年の新成長戦略の一分野です。本医療圏内でも川崎区殿町地区が特区内の拠点のひとつである「殿町戦略拠点」となり、市健康安全研究所を設立して「再生医療」「がん及び生活習慣病」「公衆衛生及び予防医学」の3つの重点的な分野への取り組みを行っています。
本医療圏内の病院や一般診療所もこの取組への支援や協力を行い、特に情報や技術の集積の分野でライフイノベーションの推進に関わっています。

4川崎南部医療圏の医師数の実状と今後の課題

〈県全体に言える医師不足への対応と、認知症高齢者対策が今後の医療圏の課題
神奈川県は県全体として慢性的な医師数不足という問題を抱えていて、平成22年12月31日現在での人口10万人あたりの神奈川県の医師数は195.4人と、全国の219.0人を大きく下回っています。川崎南部医療圏での人口10万人あたりの医師数は統計資料となっていませんが、川崎市全体の人口10万人あたりの医師数は192.9人であり、全国はもとより神奈川県の数値にも達していません。医師の確保は川崎市全体にとって大きな医療行政の課題となっています。
川崎南部医療圏では高齢者対策、特に認知症を罹患した高齢者へのより手厚い対策が必要である点が今後の課題となっています。高度経済成長期に医療圏内の臨海部分の工業地帯で働いて在住していた世代の人々が後期高齢者の世代となり、その世代の人口の増加に伴い認知症の患者もこの先さらに増加することが見込まれている実状があり、その対策として平成24年8月に川崎市では本医療圏内の日本医科大学武蔵小杉病院を認知症疾患医療センターとして指定しています。
しかし本医療圏内にはそれ以外に認知症治療病棟等を設置する医療機関と老人性認知症疾患療養病棟を設置する医療機関を持たず、認知症支援体制が川崎北部医療圏と比較しても貧弱と言えます。神奈川県及び川崎市もその点の問題を認識していて、地域医療計画において「認知症の疾病に関する知識の普及や徘徊への迅速な対応を図り、生活の支援をめざす。」こと、「認知症の早期発見・早期対応を図るため、医療と介護の連携をめざす。」事などを行政課題として挙げています。
具体的には認知症患者の身体疾患の治療状況や生活環境を把握している地域のかかりつけ医師の認知症対応力の向上を図る目的での、医師への認知症対応力向上の研修の実施や、認知症患者の診療に習熟してかかりつけ医師への支援を行うと共に、かかりつけ医と専門医療機関/地域包括支援センターとの連携の推進を行う「認知症サポート医」の育成、更に認知症疾患医療センターを推進役としての認知症疾患の保健医療水準の向上を図り認知症患者とその家族とが地域で安心して生活可能なように認知症高齢者の地域での生活の支援を行う施策を行っています。このため、この医療圏内には認知症連携を行う上でのかかりつけ医の需要があり、医療支援体制の構築も行われるために地域のかかりつけ医に働きやすい環境が構築しつつあります。

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