秋田県「横手医療圏」
二次医療圏
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秋田県の二次医療圏「横手」の現状と問題点

1二次医療圏「横手」とは

〈秋田県の内陸南東部で、秋田県内第二の都市横手市からなる医療圏〉
秋田県の二次医療圏である「横手医療圏」は、横手市1市をからなる医療圏です。本医療圏は秋田県の中では南東部に位置し、東部を岩手県と接する内陸部にあり、東を奥羽山脈、西に出羽山地に囲まれた横手盆地を中心として、雄物川やその支流の流域にあたる医療圏です。
本医療圏の面積は約700平方キロメートル、平成22年国勢調査時点で人口は約9万8千人、年齢3区分別の割合は年少人口が約11.6%、生産年齢人口が約57.0%、老年人口が約31.4%となっていて、秋田県の平均割合と比較して老年人口の割合が2ポイント程度多く、その分生産年齢人口割合が少ないです。

2横手医療圏の生活状況

〈農業が基幹産業の一方で交通の結節点にあり、近年は観光面でも有名になった医療圏〉
横手医療圏は、平成の大合併の時期に旧横手市と周辺の町村が合併して現在の横手市となりました。合併以前の各町村と旧横手市の結びつきが強く、旧横手市を核とした人口移動が形成されていたことで合併がある程度順調に進んだ模様ですが、一方で生活圏としては現在も合併前の旧市町村ごととなっています。
本医療圏の基幹産業は農業で、特に稲作ではブランド米「あきたこまち」の本場であり、またりんごの生産では県内生産高の5割を誇っています。また、工業分野では後で述べる道路網の要所にあたることで、秋田県内で輸送機器関連産業が最も集約している地域でもあります。また、観光の面でも、冬の伝統行事「かまくら」、日本史の教科書にも登場する「後三年の役」の舞台となった史跡や資料館、B級グルメの代表格として日本屈指の知名度を持つ「横手やきそば」、人気作家である「石坂洋次郎記念館」など、多方面で豊富な観光資源を抱え今後に期待ができます。
公共交通の点では、JR東日本の奥羽本線が本医療圏内を通過していて、さらにJR東日本の北上線が東北新幹線停車駅である岩手県北上駅都との間を結んでいます。鉄道空白地帯はバスの利用になりますが、鉄道、バスとも本医療圏内の地区により運行本数の偏りがありますので、医療圏内の移動に自家用車の利用も念頭に置く必要があります。
道路網の点では、東北自動車道から分岐する秋田自動車道が本医療圏内を貫通していて、接続している横手湯沢自動車道とともに本医療圏内に2つのICを持ち、県庁所在地の秋田市のみならず盛岡市や仙台市などの東北各都市や首都圏との交通は整備されています。さらに一般道でも、南北方向に縦断する国道13号線と東西方向に横断する国道107号線の交点として道路網の要所であるとともに、他の国道や県道が本医療圏内や圏外各方向に通じていて、本医療圏は東北地方における道路網の結節点となっています。
尚、本医療圏内にある「横校」こと秋田県立横手高等学校は、卒業生から毎年100人程度の国公立大学合格者を輩出すると言われ、秋田県の県南地域ナンバーワンの名門校として知られています。

3横手医療圏の医療体制

〈周辺二次医療圏からの入院患者の流入割合の高さが課題で、県で対策を検討中〉
大館・鹿角医療圏では平鹿総合病院が中核病院の役割を担っていて、一部機能を市立横手病院が支援しています。これらの病院を含め、本医療圏内には平成23 年の医療施設調査で、病院4ヶ所、一般診療所82ヶ所が存在します。
本医療圏の医療体制の課題として、他の二次医療圏からの患者の流入割合の高さがあります。平成20年の厚生労働省医政局指導課による特別集計による患者調査によれば、本医療圏内の入院患者のうち他の二次医療圏からの流入患者の割合が26.4%と4人に1人という状況であり、秋田県内で最も高くなっています。この状態が続くことで、将来本医療圏内の住民への充分な医療サービスが提供できなくなる、または入院患者の流入による病床数の不足や医療関係者の負担増など現状の医療体制の保持が困難になるなどの問題が予測されます。
この点については本医療圏内にドクターヘリ用ヘリポートを有した地域救命救急センター、地域災害拠点病院、地域周産期母子医療センター、地域がん診療連携拠点病院の指定を受ける病院が存在して秋田県の県南地域の中核医療を受け持っていることが最大の原因でありますが、一方で入院患者の流入元である隣接二次医療圏の大仙・仙北、湯沢・雄勝の両医療圏が医療法施行規則第30条の4第2項第9号で定める「二次医療圏の見直し要件」に該当するという現状もあります。秋田県としても今回の県の医療福祉計画を施行した上で、次回の県の福祉医療計画作成時までに現在の二次医療圏の見直しや本医療圏への更なる医療資源の投入等の改善策を検討する予定です。

4横手医療圏の医師数の現状

〈県全体が抱える医師数増の問題と、医療圏内の心疾患死亡率の減少が重要な施策〉
平成22年12月末現在の厚生労働省の調査によれば、横手医療圏の人口10万人あたりの医師数は196.2人で、全国平均230.4人や秋田県全体の平均213.6人との比較でも低い値となっていて、医師の不足解消が急務となっています。
また本医療圏の現状として、心疾患の死亡率点が挙げられます。秋田県衛生統計年鑑によれば、平成22年の人口10万人対の心疾患による死亡率は、秋田県自体が211.1で全国値149.8よりも極めて高いのですが、本医療圏では243.0と秋田県の中でもさらに高い値を示しているのみならず、平成12年の調査と比較して約90ポイントの上昇とここ10年で死亡率が急増している現実があります。
このような点から秋田県では、本医療圏内住民に対して心疾患の危険因子である生活習慣病に該当する高血圧や脂質異常、糖尿病への早期治療や、喫煙の習慣を管理できるよう、医療機関受診時や検診時等における啓発を推進する方策を行っています。さらに本医療圏内の平鹿地域保健医療福祉協議会により、急性期、回復期、維持期の各病期時の医療提供体制及び医療と介護の連携等の現状・課題の把握に努め、地域関係者とともに医療提供体制の構築を目指しています。
このような施策が実施されることで、心疾患に対する本医療圏内の病院や一般診療所で働く医師への負担も軽減することとなる上に、本医療圏内の住民を間近で見守るかかりつけ医のニーズがより多くなるでしょう。

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