岩手県「釜石医療圏」
二次医療圏
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岩手県の二次医療圏「釜石」の現状と課題

1釜石医療圏の概要

〈岩手県南東部にあり、リアス式海岸の陸中海岸に面した医療圏〉
岩手県の二次医療圏である釜石医療圏は、岩手県南東部に位置する医療圏です。西側を北上山地の山々に面し、東側をリアス式地形の陸中海岸の釜石湾と大槌湾に面した地域に位置する医療圏で、現在は釜石市、大槌町の2つの自治体からなります。
本医療圏は、面積が約640平方キロメートル、平成24 年10 月1日現在の岩手県毎月人口推計は約4万9千人です。年齢三区分では、年少人口が10.9%、生産年齢人口が55.2%、老年人口が33.8%で、人口の1/3以上が老齢人口と高齢化の進んでいる医療圏です。

2釜石医療圏の特徴

〈製鉄鉄鋼業とラグビーで有名になり、現在でも工業や水産業が盛んな医療圏〉
釜石医療圏は、元々は明治時代に「現在の新日鐵住金」の元になった会社の「釜石製鉄所」が建設・操業されたことが元になって発展した企業城下町でした。スポーツがお好きな方にとっては、社会人ラグビーで一時期日本最強のチームであった「新日鉄釜石」の本拠地であったことで著名度が高いと思います。
本医療圏の主産業は鉄鋼業を中心とする工業で、溶鉱炉が休止した現在でも鉄鋼部品や関連技術の本拠地となり、地元の経済を支えています。他には釜石湾や大槌湾での沿岸漁業や、三陸沖での近海漁業の漁業基地としても有名です。
公共交通では、JR東日本のJR釜石線とJR山田線が釜石駅で接続していて、さらに第三セクター三陸鉄道の南リアス線が南の大船渡市方面に分岐しています。しかし運行本数に限りがあるため、本医療圏内の移動は自家用車を念頭に考えるのが良いと思います。
一方で道路網は、国道45号線が医療圏内海岸部を南北に縦断して、花巻方面に国道283号線が通じています。リアス式海岸と北上山地の地形が複雑で山岳地帯が多いですが、海岸部や山間部の各集落に向けての道路網はある程度整備されていると言えます。

3釜石医療圏の具体的医療体制の現状

〈周産期医療にて、医療圏内のみならず岩手県の周産期医療整備に合わせての対策実施要〉
釜石医療圏では中核病院の役割を県立釜石病院が担っています。厚生労働省の平成23 年10月1日現在の医療施設調査によれば、本医療圏内には5の病院と24の一般診療所があり、平成25年2月1日時点での東日本大震災津波による医療施設の復旧率は、仮設を含めば病院は100%、一般診療所は85.0%となっています。
本医療圏での課題として、周産期医療における問題があります。岩手県の平成22年の出産千対の産婦人科医師数は全国よりも低い水準で、特に本医療圏で少ないという統計結果が出ています。
また本医療圏内には地域周産期母子医療センターが存在せず、県立釜石病院が周産期母子センター協力病院に指定されているものの、本医療圏での産科医不足、ハイリスク分娩への対応が必要となっています。
この現状に岩手県としても対策を検討していて、まずは岩手医科大学附属病院の移転整備計画の推進に連携対応し、総合周産期母子医療センターの機能を有する岩手県高度医療拠点の整備について具体化を進める方策を進めていて、その上で岩手医科大学等と連携し、本医療圏内での産科医の確保を図ること、及び最も近い地域周産期母子医療センターである隣接医療圏の県立大船渡病院と連携したハイリスク妊婦の搬送体制を現状維持すると同時に、県立釜石病院における院内助産システムの充実を図る等の方策を行っています。
将来的には県立釜石病院への地域周産期母子医療センターの設置など、本医療圏にて安全な分娩ができるよう体制を整えていく構想を持っています。

4釜石医療圏の医師の現状

〈医師数の増とがん医療に対する整備や予防対策が本医療圏の重要な課題〉
厚生労働省の平成22 年医師・歯科医師・薬剤師調査によれば、釜石医療圏の人口10万人あたりの医師数は136.7人で、全国での230.4人はもとより岩手県全体での193.7人との比較でも極めて低い値となっています。岩手県の早急な行政対応が必要です。
また本医療圏の問題として、県内の二次保健医療圏で唯一地域がん診療連携拠点病院が整備されていない点と、住民に向けたがん検診の受診率が低い点、治療の圏域内完結率が低い点が重要な課題となっています。岩手県全体で見ても、平成23年の75歳未満の年齢調整死亡率では、岩手県の85.7と比較して全国83.1となっており、平成12年から平成23年までの推移をみると、全国では約20 ポイント低下しているのに対し、本県では約9ポイントの低下にとどまっている現状があり、本医療圏でもがんへの対策が必要となっています。
この点を岩手県としても重く見ていて、県立釜石病院の地域がん診療連携拠点病院への指定に向け体制の確保を施策として、更に行政機関により職域や地域と連携したがん検診受診率の向上対策の推進を施策としています。今後県立釜石病院の整備にてがん治療の充実が図られ、また本医療圏内でがん地域連携クリティカルパスを推進するための連携医療機関への働きかけが強化されることとなります。また緩和ケア及び在宅医療を本医療圏内で推進するための連携強化を方策としています。
まずは国から県立釜石病院の地域がん診療連携拠点病院への指定に向けても整備が行われることで、本医療圏のがん治療もより行いやすくなるでしょう。そのためにがん治療にかかわるあらゆる診療科の人材の需要があります。

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