山形県「最上医療圏」
二次医療圏
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山形県の二次医療圏「最上」の現状と問題点

1二次医療圏「最上」とは

〈山形県の北東内陸部に位置する、新庄盆地を中心とする医療圏〉
山形県の二次医療圏である「最上医療圏」は、新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村の8自治体からなる医療圏です。本医療圏は山形県の中では北東部の内陸部に位置していて、東部に奥羽山脈の急峻な山々を、西部に出羽山地の月山等の山々に囲まれた新庄盆地を中心として、盆地の平野部と最上川及びその支流が形成した山間部の集落からなります。
本医療圏の面積は約1800平方キロメートル、平成22年国勢調査時点で人口は約8万4千人で、山形県全体の人口の約7%を占めています。

2最上医療圏の生活状況

〈農業、特に米作が本医療圏の基幹産業で、温泉を利用した観光業も盛んな医療圏〉
最上医療圏の主要産業は農業で、特に新庄盆地の平野部では水田が90%を超えているほどの米の産地です。一方で山間部では、トマト、ニラ、アスパラガス等の野菜類や、さくらんぼ、西洋なしという山形県が特に力を入れている果実類の生産が盛んです。
山形新幹線が本医療圏内の新庄市まで延伸して以降は、首都圏まで直通という地の利を活かした製造業の工場の誘致も行われています。また本医療圏内には近年人気が高い肘折温泉郷をはじめとして、スキー場のある赤倉温泉、及位温泉、草薙温泉など温泉資源にも富んでいて、観光業の中心をなしています。
公共交通の点では、JR東日本の山形新幹線が本医療圏内の新庄駅まで乗り入れ、東京と直結しています。またJR奥羽本線が本医療圏を南北に縦断し、新庄駅から本医療圏内東部方面にJR陸羽東線が、西部方向にJR陸羽西線が通っています。鉄道空白地帯はバスの利用になりますが、鉄道、バスとも山形新幹線の便以外では列車本数に偏りがあるため、医療圏内の移動は自家用車の利用を考えるのが良いでしょう。
道路網の点では、国道13号線に平行して一般道バイパスの尾花沢新庄道路が完成して、本医療圏を南北方向に通過しています。また国道47号線が東西方向に横断していて、その二本の幹線から各方面に国道や県道が伸びています。奥羽山脈や出羽山地の山岳部を除けば、新庄盆地の平野部及び山間部の各集落を結ぶ道路網はある程度整備されています。

3最上医療圏の医療体制と現状

〈中核病院の機能強化が課題で、現状は周辺医療圏の三次医療機能病院との連携強化を実行〉
最上医療圏では圏内の県立新庄病院が中核病院の役割を担っています。この病院を含め、本医療圏内には平成23 年の医療施設調査で、病院5ヶ所、一般診療所57ヶ所が存在します。
本医療圏の医療体制の課題として、中核病院である県立新庄病院の設備の問題があります。本病院は地域で唯一の疾病・事業の基幹病院として、二次医療圏に必要な診療体制の確保や重篤な患者への対応可能な専門性が求められています。ただし現状の県立新庄病院は、病院施設自体の老朽化に加えて、例えばがん治療については化学療法や放射線治療部門の拡充及び緩和ケアへの対応可能施設が持てる環境にないことや、ドクターヘリ運行時に病院敷地内への離着陸場所がないこと、本医療圏内での分娩取扱可能な医療機関が平成23年度以降では本院のみの状況で、医師一人当たりの分娩扱い数も多くなり負担が大きくなっていることなど、疾病や事業に求められる十分な医療機能を確保することが困難な状況となっている現状があります。
このような問題を解決するため、山形県では本医療圏での患者動向や医療ニーズ、医療資源を点検して、医療圏内で不足しているがん治療の充実、分娩取扱機能の堅持、ドクターヘリや交通網を利用した効率的な患者の搬送など、医療圏の中核病院である県立新庄病院の改築整備を含めた機能強化を検討する施策を計画しています。
このように将来的には本医療圏内で完結する体制の構築を目指しますが、現状では本医療圏内にて完結できない医療については、三次医療機能を有する村山医療圏の県立中央病院、庄内医療圏の日本海総合病院それぞれと本医療圏内の病院との連携を強化することにより、患者の円滑な受入れが可能となるよう患者情報の共有化を図る等の施策を実施しています。

4最上医療圏の医師数の現状

〈県全体が抱える医師数増の問題と、医療圏内の脳血管疾患死亡率の減少が重要な施策〉
平成22年12月末現在の厚生労働省の調査によれば、最上医療圏の人口10万人あたりの医師数は137.6人で、全国平均230.4人や山形県全体の平均221.5人との比較でも低い値となっていて、医師の不足解消が急務となっています。この先、本医療圏内から医療従事者を輩出し、医療従事者を招聘しやすい環境を整え、圏内医療機関との連携による医療の機能分担を通じて医療従事者の負担軽減を行い医療従事者が定着しやすい環境づくりの構築を行う計画です。
また本医療圏の現状として、脳血管疾患の死亡率の高さがあります。厚生労働省での平成22年における人口動態統計によれば、本医療圏での脳血管疾患による死亡率209.3人は県平均150.4人や全国平均97.7人と比較しても極端に高い値となっています。脳血管疾患は救急医療体制と医療資源の問題に依る部分が多いため、山形県としても本医療圏内における診療体制の充実化とともに、本医療圏内で対応困難な患者への適切な処置が行えるよう搬送体制の確保に努めるとともに、本医療圏内の医療機関の役割分担を、医療圏内における医療連携体制の構築をより一層促進する計画です。
このような施策の実施とともに、今後は地域住民への普段の脳血管疾患予防の啓発を行う「医療圏内各地域で住民に寄り添うかかりつけ医」の存在が重要になり、需要が増えるでしょう。

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