山形県「村山医療圏」
二次医療圏
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山形県の二次医療圏「村山」の現状と問題点

1二次医療圏「村山」とは

〈山形県の西部日本海岸で、首都山形市を含む医療圏〉
山形県の二次医療圏である「村山医療圏」は、山形市、寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町の14自治体からなる医療圏です。本医療圏は山形県の中では中央部の内陸部に位置していて、最上川の中流域にある村山盆地を中心として、東部の蔵王山を主峰とする奥羽山脈と、西部の月山や朝日岳を主峰とする出羽山地に囲まれています。
本医療圏の面積は約2600平方キロメートル、平成22年国勢調査時点で人口は約56万3千人で、山形県全体の人口の約48%を占めています。
尚、本医療圏は人口在住地域が広いため、旧保健所単位で山形市、天童市、上山市、山辺町、中山町のエリアを東南村山地域、寒河江市、河北町、西川町、朝日町、大江町のエリアを西村山地域、村山市、東根市、尾花沢市、大石田町のエリアを北村山地域と称しています。

2村山医療圏の生活状況

〈農業分野では米作と高級果実の生産が盛んで、観光業でも様々な観光資源を抱えた医療圏〉
村山医療圏には山形県の県庁所在地である山形市を抱えていて、行政の中心地となっていますが、主要産業は農業と観光業です。農業での中心作物は村山盆地の平地を利用した稲作で、「つや姫/はえぬき」というブランド米が特に人気を博しています。
また米以外にも、医療圏内は果実の生産が盛んな地域として有名で、特に「佐藤錦」というブランドが大人気のさくらんぼ、「ラ・フランス」というブランド名で有名な西洋なしをはじめとして「蜜入りりんご」「すもも」「すいか」など特徴のある果実が生産されて高級果物として国内はもとより海外にも輸出されています。他に本医療圏では農作物として「紅花」の栽培が盛んで、「天然の紅の染料の原料」としてのみではなく、食用油や漢方薬の原料として、もしくは観賞用として多くが生産されています。
一方で観光業では、本医療圏内に「レジャーと観光の山である蔵王山」と「信仰の山である月山」を合わせて持ち、登山客やレジャー客で一年中人気を博しています。他にも「将棋の駒」の産地であり「モンテディオ山形」のホームスタジアムを持つ天童市や、松尾芭蕉の史蹟を残す山形市、温泉と斎藤茂吉の記念館とを併せ持つ上山市など、医療圏内は様々な観光施設に溢れています。
公共交通の点では、山形新幹線が本医療圏内を南北方向に縦断して、本医療圏内に6ヶ所の駅を持ち、関東圏との足は至便です。またJR東日本のJR奥羽本線が本医療圏内を南北に通過している他、JR仙山線とJR左沢線が本医療圏内を通っていてこの鉄道沿線での移動はある程度公共交通の便が良いです。鉄道空白地帯はバスの利用になりますが、地域によって運行本数に偏りがあるため、医療圏内の移動は自家用車の利用も考慮した方が良いでしょう。
また本医療圏内には「おいしい山形空港」があり、東京の羽田空港、大阪の伊丹、県営名古屋の各空港との間に合計で毎日6便の路線を確保していて、3大都市からのアクセスは良好と言えます。
道路網の点では、東北自動車道から分岐する山形自動車道が本医療圏内を東西に横断し、また東北中央自動車道が本医療圏内を南北に通る上に、山形市内で接続しているため、本医療圏内から東北各地への自動車での足は良好と言えます。また一般道でも、南北方向に縦断する国道13号線、山形県庄内地方に向かう国道112号線や仙台市方向への国道48号線、国道286号線などを軸として他の国道や県道が本医療圏内や圏外各方向に通じています。奥羽山脈や出羽山地の山岳部を除けば本医療圏は道路網が整備されています。

3村山医療圏の医療体制と現状

〈医療圏内の初期救急医療の差を無くし住民が均一な初期救急医療を受診可能な施策を実行〉
村山医療圏には県庁所在地の山形市があることから、山形大学医学部附属病院と県立中央病院とが県全域の三次医療圏の中核病院の役割を分担していて、本医療圏内に限れば山形済生病院や山形市立病院済生館が中核病院の役割を分担して受け持っています。この病院を含め、本医療圏内には平成23 年の医療施設調査で、病院33ヶ所、一般診療所475ヶ所が存在します。
本医療圏の医療体制の課題として、本医療圏内の西村山地域と北村山地域の初期救急医療体制の整備があります。現状で西村山地域では休日昼間には在宅当番医制、平日夜間は寒河江市西村山郡医師会の協力で県立河北病院で診療を行っていて、北村山地区では休日昼間には村山市と東根市に休日診療時があるものの、平日夜間は救急告知病院1ヶ所での救急外来の対応となっていて、初期救急医療体制が二次救急医療体制を圧迫している現状があります。
また一方で山形市医師会の調査による平成23年の山形市休日夜間診療所の夜間の利用状況では、東南村山地域以外の利用者が13.0%を占めるとともに5年前の同調査と比較して32%増となっている実態があります。これらのことから山形県では、西村山地域内での休日夜間救急体制については定点化が望まれ、また北村山地域内の初期救急医療体制については、より使いやすい体制整備が求められているとの分析を行い、対策を立案しています。
西村山地域については、他の地域と同様に休日・夜間初期救急体制の「休日夜間診療時」設置による定点化の検討を行い、北村山地域については初期救急医療体制の具体的体制整備の対策立案を平成24年11月から実施しています。さらに県としては、初期救急医療の各医療機関や関係機関のより一層の意思疎通、連携のために、新たに本医療圏での関係各所の協議の場を設置して、広域的な連携に関する協議を活性化する方向での施策を立案しています。
ある程度圏域が広い本医療圏内で、初期救急医療の医療資源を上手くやりくりして、本医療圏内に在住する人々の間で救急医療が均一に行われるための施策を実施、もしくは検討している最中です。

4村山医療圏の医師数の現状

〈医療圏全体では医師数が多いが、圏内の地域毎に医師偏在が大きい中での医療提供が課題〉
平成22年12月末現在の厚生労働省の調査によれば、村山医療圏の人口10万人あたりの医師数は278.1人で、全国平均219.0人や山形県全体の平均221.5人との比較でも上回っています。ただしこれは山形大学医学部附属病院のような「医師養成病院」、及び「臨床研修病院」が、特に本医療圏内の県庁所在地である山形市に集中しているためで、本医療圏内の3地域を人口10万対比で比較すると、東南村山地域の351.3人に対し、西村山地域は158.7、北村山地域は104.6と、山形県全体との比較でも医師の不足が際立っていて、医療圏内の医師偏在の問題があります。
山形県はこのような現状に対して、本医療圏内に在住する住民が皆それぞれ満足できる保健医療サービスの受診が可能となるよう、現在の医療資源の有効かつ機能的な運用を進めることや、医療資源が充実している東南村山地域から他の2地域へ向け有効な支援と連携の促進を行う行政計画を立てています。具体的には、西村山地域の中核病院的な役割の県立河北病院と、北村山地域の中核病院的役割の北村山公立病院に対して、山形県全域の三次医療の中核病院に該当する山形大学医学部附属病院や県立中央病院、本医療圏の中核病院である山形済生病院や山形市立病院済生館などとの連携により、急性期と回復期等での各病院での機能分担と連携を行うことや、医療情報の共有化の普及を行うことを施策として実施しています。
また、これにより各地域の中核的病院から地域の一般診療所や介護施設等への地域連携パスの運用などを行うことで、地域内での患者の医療情報の共有化の実現や普及を図り、本医療圏内全体での医療格差を極力減らすような点を施策としています。

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