静岡県「賀茂」
二次医療圏
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静岡県の二次医療圏「賀茂」の概要と特徴

1賀茂医療圏の概要

〈静岡県東部で、伊豆半島南部に存在する医療圏〉
静岡県の賀茂医療圏は、旧・伊豆国南部の伊豆半島先端部に位置する医療圏です。本医療圏は、下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町の6自治体で構成されています。 医療圏の西側は駿河湾に、南側は太平洋に、東側は相模灘に面していて、北は熱海伊東及び駿東田方医療圏に接しています。

2賀茂医療圏の特徴

〈観光地と水産業が中心の医療圏だが、交通の便は医療圏の地形のため十分ではない〉
賀茂医療圏は、面積が約585平方キロメートル、人口が7万人弱(平成24年10月1日時点の静岡県推定人口)です。 本医療圏は観光業と第一次産業を基幹産業として抱えている医療圏です。
医療圏の東、南、西部を海に囲まれる一方で医療圏の北部から中央部は伊豆半島の基幹をなす険しい山岳地帯で、 第一次産業では伊豆七島沖を中心とする近海漁業と浅海磯根漁業からなる水産業が盛んです。 一方で伊豆半島の海岸線を利用したマリンレジャーや、医療圏内の山岳地帯内に分布する温泉、 そして「伊豆の踊子」などの様々な文学作品の舞台となった土地そのものが観光業の中心をなしています。
公共交通は、伊豆急行線が医療圏の東部沿岸を通り、JR東日本のJR伊東線と直通運転をするなどして、熱海や東京方面からもかなりの本数の列車の運転があります。 しかし伊豆急行沿線以外は東海バスが路線を受け持っていますが、一部を除いたほとんどの路線で充分な運転本数が確保されているとは言えないので、 医療圏内の移動は自家用車を使用するのが有効です。
道路の点では、賀茂医療圏の東部を国道135号線、西部を国道136号線、中央部を国道414号線がそれぞれ南北に走り下田市で合流しています。 またそれらの国道を結ぶ県道もありますが、険しい山岳地帯を越えるために道路網が整備されているとは言い難く、現在計画されている自動車専用道の建設を待つ状態です。

3賀茂医療圏の具体的医療体制の現状

〈現状での医療資源の不足を、病院の新築移転と同時に整備する計画の実行中〉
賀茂医療圏では中核病院の役割を伊豆東部総合病院、伊豆今井浜病院の2つの病院が担っています。本医療圏内には9の病院と59の一般診療所(いずれも平成24年4月1日時点)があります。 本医療圏の問題として、医療体制全体に医療資源の不足の問題があります。
医療圏自体が人口減による過疎化という問題を抱えているにせよ、がんの集学的治療、脳卒中や急性心疾患の救急医療が可能な医療機関が存在せず、救命救急センターも備わっていません。 救命救急センターへの対応が必要な重症患者は隣の駿東田方保健医療圏にある順天堂大学医学部附属静岡病院などに搬送していますが、 道路での救急車搬送の場合は、搬送距離、観光地を抱える地区であるが故の渋滞など、輸送条件は芳しいものではありません。
また災害時医療のための拠点指定病院や周産期医療対応も十分とはいえず、現状で圏域内の住民の41.1%が圏域外の病院に入院していて、 圏域内での医療完結が困難な状況となっているのみならず、この先の医師の高齢化などを考慮に入れると医療資源の確保自体が困難という状況でもあります。
ただし静岡県や地元自治体としても手をこまねいているわけではなく、平成24年5月、2次救急を担当する2病院が新築移転により、 共立湊病院が下田メディカルセンターと名前を替えて南伊豆町から下田市へ、伊豆今井浜病院は下田市から河津町に移転となり、 伊豆東部総合病院と合わせて中核的な役割を持つ病院を3つとして医療圏内の患者の対応にあたることにしました。
今後はこの3つの中核病院の役割分担をどのようにするか、救急医療や災害拠点、周産期医療の拠点としてこの3病院をどのように使い分けていくかが、静岡県の行政課題となります。 この3病院の機能が発揮された後に、静岡県はこの医療圏の新たな静岡県保健医療計画を立案する予定です。

4賀茂医療圏の医師数の状況

〈静岡県の医療圏最少の医師の確保と急性心筋梗塞での死亡率低下が緊急の行政課題〉
平成22年12月末現在の厚生労働省の調査によれば、賀茂医療圏の人口10万人あたりの医師数は120.7人で、全国平均219.0人はもとより静岡県全体の平均182.8人よりも極端に少なく、 静岡県の医療圏では最低数となっています。 そのため、静岡県としても本医療圏での医師数の増加を行政施策の最課題としています。
また、賀茂医療圏の問題として、急性心筋梗塞での死亡率の高さがあります。 実際の統計データとしては医療圏内での平成20~22年の急性心筋梗塞による死亡者の平均は63.7人で、人口10万人当たりの急性心筋梗塞による死亡者は静岡県平均31.7に対して87.9で、 圏平均の277%と極端に高くなっています。 この点は医療圏内に救命救急センターが存在せず重症患者の搬送に時間がかかる点にも関係していますが、 この点も静岡県としては隣の医療圏で最も近い救命救急センターである順天堂大学医学部附属静岡病院へのドクターヘリを利用するなどした救急搬送体制の整備と、 医療圏内の病院の新築移転等での整備により対応を行いました。
今後、その整備での救急搬送の改善と合わせて、自治体の特定健診や特定保護指導の速やかな実施やその結果の調査によって急性心筋梗塞となりうる患者を 減らすことが県の行政方策となっていて、少なくとも中核病院化した3病院の運営後に新たな本医療圏の行政方針が立案される予定です。

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