教授回診の必要性

よく耳にする「●●教授の総回診」という響き…。

教授を先頭にして医師が並んで廊下を歩いて、患者さんの診察に回る・・・医療系ドラマなどでも多く取り上げられるシーンでもありますね。これは患者さん側からみると、何だか医師が連なって偉そうに歩いてくるという印象があるようで、ドラマでも権力を象徴するかのようにして扱われてしまっていますが、実際はきちんと意味があって行っているようです。

大学病院では多くの医師が働いており、患者さんにはそれぞれ担当医がついていますね。しかしその医師だけに判断を任せておけるわけではありません。医師も人間、間違った診断をしている可能性もあり、指導医一人に判断させたまま、あとで何か問題が起こってしまってからでは遅いのです。

そのために、指導する立場にある教授が患者さんの容態を確認し、本当にこの診断でこの治療で間違いないのか、といったことを定期的に確認するものです。教授には責任があり、自分が受け持つすべての患者、自分の下で働くすべての医師の判断に対する責任が生じることになりますから、これは必要な光景なのです。

教授から担当医、患者さんまで納得しての治療が行われるというのが実際にあるべき姿であり、教授回診は欠かせないことのひとつです。もちろん、回診以外にも毎日しっかりと治療については医師同士で話し合われていることが前提ですが、やはり一番の責任者である教授に診てもらうことはとても大切です。患者さんからしてみると威圧感のある光景に見えてしまうかもしれませんが、きちんと意味があるのですね。

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