麻酔科医の実際のところ

病院の看板などで、麻酔科という診療科目表示を目にしたことはないでしょうか。一般的な診療科目に比べてやや特殊で、基本的な診療行為はその名称の通り麻酔を打つことですが、ただ単に手術の際に麻酔を打って終わりというわけではありません。

手術中、脈拍数に問題がないか、呼吸はおかしくないかなど、患者さんの異変をチェックしているのは麻酔科の医師であり、生命維持のために大きな役割を担うため、とてもロマンあふれるカテゴリーといえるのではないでしょうか。ただし、仕事はハードです。

手術が長時間に及ぶ際には、執刀医や他の助手同様、手術室に籠りきりです。執刀医と違い、他の麻酔科医と交代しながら施術できるケースもある反面、その日にいくつもの手術が重なって麻酔科医が足りない状況に陥った場合、同時に行われる2つの手術をひとりで兼務しなければならないこともないとはいえません。

また、当然これらに伴って、外科医と同じように緊急での呼び出しを受けることも多々あります。手術は緊急に行われることも多く、生じる度に麻酔科医も呼び出されることとなりますので、計画的な休暇も取りづらく、自分の時間を作りにくいのが現状のようです。

年収面においても他の勤務医と変わらないことがほとんどで、およそ1,000万円程度といわれ、大きく変動することはあまりないようですが、なかにはフリーターがアルバイトで麻酔科医をするケースもあることから、人材の需要はとても多いことが推測されます。

収入はそこそこながらも、今はいろいろ経験してみたいという方にとっては、麻酔科医の経験を積んでみることも、キャリアアップに繋げる選択肢のひとつではないでしょうか。

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