医師不足が深刻な呼吸器専門医

呼吸器科の病気の種類としては、インフルエンザ、かぜや肺炎といった感染症、肺がんをはじめとする腫瘍、気管支喘息といったアレルギー疾患、肺気腫と慢性気管支炎からなる閉塞性肺疾患、間質性肺炎、膠原病といったたくさんの病気があります。
日本呼吸器学会は、これらの呼吸器疾患を専門とする優れた医師を養成することによって、呼吸器に関わる医療の向上を図り、国民の健康・福祉に貢献することを目的として、専門医制度を設け、呼吸器科医として充分な識見と技術を修得した医師を、呼吸器専門医として認定しています。

呼吸器専門医の資格は、内科医として幅広い知識と技能を身に付けた日本内科学会認定医資格を有するもののなかで、日本呼吸器学会が定める専門医制度研修カリキュラムを終了し、日本呼吸器学会が行う専門医試験に合格することなどの条件を満たした医師が対象となり、その審査によって専門医の認定証が交付されます。

専門医となった後も、5年ごとの資格審査を受けるため、所定の研修単位を取得することが必要となります。
全国的にみて内科の中で呼吸器内科医は不足しています。内科全体ではなく単科でみてみると、日本における呼吸器科医の数が最も低くなっており、小児科、産婦人科、救急科の医師不足以上に深刻であるとも言われています。

逆に、近年の呼吸器疾患は増加の一途をたどり、WHOの予測では、2020年には世界の死因の3位~5位をCOPD、呼吸器感染症、呼吸器がんが占めるとされています。
それゆえ、今後の呼吸器内科医の需要はきわめて高く、必須の診療科になると言えるでしょう。

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