外科の専門医としての実体

一口に外科と言っても色々な科に分けられます。例えば、心臓血管外科や呼吸器外科、脳神経外科、消化器外科など様々な外科があります。
外科の医師は外科の専門医というだけで他の疾患については知っているのでしょうか。また、専門外の疾患について患者から聞かれた場合どうするのでしょうか。医科大学ではすべてを学んでいます。外科の医師であっても自分の分かる範囲で説明をし、必要であると判断すれば専門医を紹介することになります。

医師は皆一通りの医療に関する知識を持っており、専門の科に関しては臨床経験が多いのです。もともと基本的な医療知識があるため、ほとんどの医師が専門外の疾患であっても患者の話を聞き、その上で専門医を紹介するのです。
専門外の疾患でも全く知らないということはありません。専門外の治療ができないというより、様々なリスクを伴うためできたとしてもやらないと言った方が良いでしょう。例えば、胃癌の手術なら最新の技術でなければできるという医師は多いです。
盲腸の手術であれば全員ができるでしょうが、医療の現場において、医学は絶えず進歩しています。

専門科を決めてしまうと、専門以外の科に関してはその進歩についていけないということもあるようです。これらの事情によって、産婦人科や小児科のようにその専門性の高さから、違う科の医師には診ることができないのです。
現在の研修制度では主に受診者数の多い科を研修することになっており、様々な症例を診ることができる医師を増やす傾向にあります。したがって、外科は他の科の医師より治療可能な疾患が多い専門医といえます。

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