
● 再度転職を考える ●
『転職』とは、転職される先生から見て「働く環境を変える」ということですが、もう一方の見方として、医療機関側から見れば、新しい医師を採用することで医療機関も変貌しようとしているものなのです。
働く環境には、医療機関(施設)・スタッフ・仕事内容(職種)・年収・勤務地(生活環境)などがあり、そういった環境のうち「どの環境をどのように変えたいのか?」「何のために変えたいのか?」ということを明確にする必要があります。
冷静に考えると、現職のままでもそれを変えることが出来るかもしれませんし、別の手段で納得いくような変更が出来るかもしれないからです。
あくまでも転職は一つの手段でしかありません。大切なのは「自分の夢を実現したい」「新しいキャリアに挑戦したい」「自分自身の力をもっと発揮したい」「家族の将来」などの『目的』を達成することです。転職自体を目的にし、本来の『目指すべき目的』を見失わないように気をつけるべきです。
確かに転職は自らの意志で行うものですが、一方で医療機関側も先生を採用するという戦略的な意志があります。この意志と意志との融合が転職とも言えます。
ですから転職を成功させる為には、「採用者側の視点」であなた自身を見つめ直すことが大切です。先生自身が採用する立場だとすると、転職に関してどのような意識や目的を持っている人を評価するのでしょうか?どのような能力、経験を評価し、それが医療機関にどう貢献するのでしょうか?
自分の目的と「採用者の視点」の合致なくして転職は成立しません。また、この一連の作業が自らを再度見つめ直す良い機会になるものです。
このように転職とは、いくら先生自身がベストな選択や回答ができたとしても、それが採用側(医療機関側)の求めるものと異なれば、評価されずに不採用となります。
したがって、転職活動は、自分自身が納得のいくように行動するのも大切ですが、独り善がりになるのではなく、常に採用側の視点を意識しながら進めて行くことが大切ですので、専門のキャリアコンサルタントに相談するなど、より多くの情報を収集する手段を見つけることも必要となるのです。
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