
⇒ 「保険」ってよくわからないんだけど?
● 社会保険について
社会保険とは、広い意味で厚生年金保険、健康保険、労働者災害補償保険(労災)および雇用保険のことをいいます。
また、労働者災害補償保険と雇用保険を「労働保険」と総称するのに対して、厚生年金保険と健康保険をまとめて「社会保険」と呼ぶこともあります。
◆労働者災害補償保険
労働者が業務上の災害や通勤による災害を受けた場合に、必要な保険給付を行うものです。また、事故にあった労働者の社会復帰の促進等、労働者の福祉の増進を図るための事業も行っています。
◆雇用保険
労働者が失業した場合、次の仕事が見つかるまでの間、失業保険金等を支払います。また、事業主に支給される助成金や、労働者に支給される雇用継続の給付制度もあります。
◆厚生年金保険
老齢、障害、死亡した場合に、国民年金の基礎年金に上乗せして、加入者に給付を行う制度です。
◆健康保険
会社員などとその扶養家族が病気やけがをしたとき、出産したとき、亡くなったときに、必要な保険給付を行う制度です。
● 医師賠償責任保険
最近新聞紙上でも医療事故に関する記事が多くみられます。医学・医療の進歩と患者の権利意識の昂揚などにより医療事故や医事紛争が年々増えています。十分注意していても、些細なことから起こるのが医事紛争です。いつ起こるかわからないトラブルへの備えのための任意保険です。
◆種類
@日本医師会医師賠償責任保険
A1会員(開業医)、 A2会員(勤務医)
A病院契約型医師賠償責任保険
B個人契約型医師賠償責任保険(勤務医保険)
◆適用
各保険管轄団体また、保険会社によって、医師賠償責任保険の保険対象事故が異なりますのでご確認ください。
@一般的な対象事故・・・
・医療上の事故
開設者または使用人が行った医療行為によって、患者の身体に障害を与え、その障害が保険期間(ご加入いただいた期間)中に発見された場合に保険の対象となります。このような場合、1.損害賠償金のほか2.被害患者に対する応急手当、緊急処理などの費用3.訴訟になった場合の訴訟費用や弁護士報酬が保険でカバーされます。
また、医療上の事故ばかりでなく、次のような事故も、保険の対象となります。
・建物や設備の使用・管理上の事故(医療施設特約条項で担保)
病院で出火し入院患者が死亡した!
待合室の天井がくずれた!
病院の看板が落下し通行人がケガをした!
など、建物や設備(エレベーターなど昇降機も含みます)の不完全または使用・管理上のミスによって患者や見舞客または、第三者にケガをさせたり、衣服・持物を汚したり、こわしたりした事故が保険期間中に生じた場合は、これらの事故も対象となります
・給食等による事故
病院の給食で、患者が食中毒を起こした!
など、診療所や病院が与えた飲食物に欠陥があったため、患者の身体に障害を与えたという事故が保険期間中に生じた場合は、これらの事故も対象となります。
A対象にならない一般的な医療事故・・・
・海外での医療行為
・被保険者が故意に起こした事故
・美容を唯一の目的とする医療行為
・医療の結果を保証することによって加重された責任
・名誉毀損および秘密漏洩に起因して生じた事故
・戦争および天災地変に関連のある事故
・他人から賃借したり、預かっている財物の損傷、紛失事故
・医師、薬剤師、看護師その他の使用人が就業中に被った身体障害
・医師の家族の方に対する賠償責任
・自動車の所有・使用もしくは管理に起因して生じた事故
・免許を有しない医師の医療行為に起因して生じた事故

