形成外科医の年収
医師の診療科別の年収に関する情報は「医師が得する”お金”のハナシ 第11回 【2017年版】診療科別・医師の年収比較~給与の高い科目はここだ!」をご確認ください。
熱傷の傷跡や先天的・後天的身体の奇形など、傷跡や身体の形を元通りに近づける治療をする形成外科医は、病気そのものを治療するその他の診療科目に比べて患者数が少ないにもかかわらず、その需要は高いのが特徴です。
一般的な形成外科医の年収をみてみると、市中病院勤務医の場合、平均で1500万円から2200万円と言われており、他の診療科目の医師と変わりありません。なぜなら、市中病院に勤務している場合は、一般のサラリーマンと同じ月給制度をとっている病院がほとんどですので、どの科目でも収入にはさほど差が出ないのです。
では、開業医としての形成外科医の年収はどうでしょう。勤務医の場合にはさほど年収に差がなかったものの、開業となると話は変わってきます。実際に形成外科のクリニックを開業しようと考えた場合、形成外科単独では経営が成り立たないのが現実です。また、内科などと違い高額な医療機器も必要となってきますので、安定した病院経営はますます難しいといえます。
ですので、最近では、保険診療ではない自由診療の美容形成外科や皮膚科と形成外科を併設しているようなクリニックが増えてきています。そのため、形成外科医が働く場が増え、さらに美容整形や皮膚科を含めた形成外科となれば集客の幅が大きく広がるので、そういった医療機関に勤めた場合は、形成外科医の年収もグッとアップします。また、日給が8万円~10万円と高額のため、月収250万円、形成外科医としては高額な3000万円の年収も望めますので、フリーランスで働く形成外科医の方も大勢いらっしゃいます。
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