美容外科の年収と現実

美容外科の医師はどれほどの年収を得ているのだろうか。
そもそも外科医の種類は、小児外科、心臓外科、内分泌外科など、様々な分類に分けられ、それとは別に美容外科があります。美容外科は整形外科や形成外科、神経外科などの分野に含まれます。
その中でも高収入の分野は整形外科、形成外科、美容外科が挙げられます。

外科の中でも脳外科、神経外科は主にそれぞれ脳や神経系に関係した内容が専門で、整形外科は骨折など、骨と筋肉、関節などの外傷を治療するので他の外科とは少し違いますが、対象としています。

今回注目している美容外科は整形外科の分野も有り、表面を治療する、皮膚科と近い分野になっています。そんな美容外科医の年収の平均は、1159万円です、医師の中でも外科医は10.7％でその中でも美容外科医は５％となっています。近年では高齢化社会で外科医の需要は増えているのに医師数は減少しているのは現実です。

外科医はその体力、忙しさから平均勤続年数が１０年未満と推定されています。年収ですが、美容外科で勤務する勤務医の平均年収は2500万から5000万円で、高い給料で8000万円とあります。この額は他の医局の医師の年収よりもかなり高額な給料です。
美容外科の給料を考えるとき、腕はもちろん、患者さんとのコミュニケーション力もかなり重要です。

女性患者の多い美容外科は術後の評価や先生の信頼関係で大きく年収が異なり、勤務年数や日勤、夜勤の回数など、同じ勤務医であっても給料の増え方は変わらないのです。

一方、患者さんからのクレームも他の科よりも多くいただく科でもあります。ストレスや精神的負担も高額な年収に含まれていると考えなければならない現実もあります。