知られざる外科医の激務

最近、外科医がその激務により減りつつあり、退職する医師も増えていると言われています。
外科医の激務の内容としては、責任の大きさや拘束時間が長い、訴訟問題が多い、仕事量に合った給料がもらえないなどが挙げられます。

長時間の手術、その後の術後管理はかなりの体力を消耗します。欧米では手術をする医師と術後管理をする医師が分かれていたり、交代制を取り入れているのが普通です。それと比較して日本では主治医が全てやるという昔からの決まりの様なものがあり、当たり前のように限界を超える仕事が求められています。さらに、外来と入院患者の診察、その他の事務、夜勤をこなしています。

このような外科医の現状を間近で見る研修医は、その激務に耐えられず外科医を避けるようです。毎年、医学部を卒業し晴れて医師としての第一歩を歩み始める者が多い中、外科医が不足する理由は上記の他に訴訟問題の多さもあります。
現在の情報社会において、患者側も簡単に多少の知識を得ることができ、医療ミスだと訴訟を起こしたり、クレームをつけたりします。

外科医だけでなく医師全般は、一般人が考えている程良い待遇を受けているわけではありません。開業医でない限り、勤務に見合う給料は貰えないのです。日常の勤務に加え、学会への出席、臨床、論文の作成、日々のカンファレンス、薬品メーカーとの付き合いなどがあるにもかかわらず、当直もある上、休みはほとんどありません。これらを思うと外科医とはやはり相当な激務だと言えます。医師に負担がかかりすぎているのが日本の医療現場の現実なのです。

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