Chapter01
大学病院の教授からのオファーを辞退した、外科の先生との出会い。
外科のE先生は、北陸へのUターン転職を希望していました。
関東の大学を卒業後、そのエリアにとどまってキャリアを積んでいたのですが、そろそろ地元に戻ろうと決意。
まずは知り合いのツテをたどり、北陸の病院に入職したそうです。雰囲気は良かったものの病院の方針がE先生の考え方と合わない。そこでメディウェルに登録。
私と一緒に転職先を探すことになったのですが、ひとつ問題がありました。実は"知り合い"というのはある地元の有名大学病院の教授で、Uターン後最初の病院を紹介した方です。
E先生はその病院を辞め、「じゃあ次の病院を紹介しよう」と言う教授の申し出も辞退してメディウェルに登録されたのです。
私が担当する北陸エリアでは、これはなかなか思いきった行動でした。

Chapter02
すべて秘密裡に進めながら、
実に1年かけて決まった入職先。
エリアの特性上、教授の申し出を断ったE先生は、ネガティブなイメージを持たれやすくなります。
理由や行動が正当であっても、受け入れる病院側にはまた別の判断が働きます。
あからさまな転職活動はマイナスの結果につながりかねない。E先生の強い希望もあり、すべてを秘密裡に進めることになりました。まず登録から私が面談するまで半年かかっています。
もともと厳しい状況からのスタートでしたので、選択肢はそれほどありません。
でも候補の中に、例の教授も一目置いている理事長を見つけました。その理事長の病院にE先生を紹介したところ、すべてが丸く収まったのです。面談からこの新しい病院に入職するまで、さらに半年が経過していました。
実に1年越しのサポートが成功したのです。

個人情報が漏れることはありません、
安心してお申し込みを。
Chapter03
安心して次の職場を
見つけていただくために、
私ができること。
私は先生方に、安心して転職活動をしていただきたいと考えています。E先生の場合はとにかく情報を明かさず、水面下でコンタクトをとり続けました。
一方でE先生のようにUターンではなく、地元での転職を希望する先生もたくさんいます。先生が医局長や教授と円満に話を進めることを願いながら、いざとなればすぐ病院を紹介できるよう根回しを密にしておくことも必要です。またご家族、特に奥様の不安を取りのぞく努力も忘れません。必要と判断すれば奥様も面談に参加していただき、その場で疑問にお答えしています。
そして入職が決まっても「何かあったらいつでも相談してください」と声をかけています。
これからも相談相手がいると思えば、先生も安心して仕事に打ちこめるでしょうから。

Chapter04
先生の選択肢が増えれば、
もっと多くの
患者さんを助けられる。
東海・北陸エリアの医療業界には独特の風土があり、それは時として先生方の転職に影響を及ぼします。
その影響をできるだけ小さくし、先生にたくさんの選択肢を提供することが、メディウェルの使命です。
先生方にとっての選択肢が増えれば、現在の勤務先にしばられない転職が増え、地域の病院に優秀な人材が入ってきます。
これは誰よりも患者さんにとって大きなメリットです。 ある皮膚科の先生を希望通りの病院にご紹介したところ、先生の一生懸命な診察に感動した患者さんが、有名な掲示板サイトで「あそこの先生はいい!ちょっと待つけどじっくり診てくれる」と話題にしていました。私たちは直接患者さんを救えない。
でも先生方に選択肢を提供できれば、それは可能なのです。

先生に診て欲しい、
と思っている患者さんは他にも大勢います。