小児科医師の年収は?転職後のデータをもとに全診療科と比較

小児科医の年収はどれぐらいなのでしょうか?年齢や性別などの要因ではどのように変わってくるのでしょうか?株式会社メディウェルのサービスを利用して転職した医師の年収データ1,901件(全診療科計)をもとに、全診療科の医師の年収と比較してみます。

小児科医師の年収は平均値で1,356万円、中央値で1,376万円。全診療科と比べると120~140万円ほど低い結果に

小児科の医師の年収は下表のようになっています。


小児科医師の平均年収

平均値で1,356万円、中央値で1,376万円と、全診療科(平均値1,488万円、中央値1,500万円)と比べると120~140万円ほど低い結果となりました。

ただし、小児科医師の女性の割合は、44.3%と全診療科の30.9%に比べて高くなっています。一般に女性医師では当直免除や時短勤務などの条件を選択する医師が男性に比べて多く、その分年収が低くなる傾向にあります。そのため、女性医師が多い小児科では、全体の平均年収が低く見えている可能性もあると考えられます。

それでは、男女別での小児科医の年収はどうなっているのでしょうか?

男女別での小児科医師の年収は男性では60万円程度、女性では100~140万円程度全診療科の医師より低い傾向。ただし小児科医の年齢は全診療科より若干低い

男女別での小児科医師の年収を全診療科の医師と比較したデータは下記のようになっています。


男女別での小児科医師の年収

男性では平均値で1,510万円、中央値で1,500万円と全診療科の医師に比べて60万円ほど年収が低く、女性では平均値で1,162万円、中央値で1,200万円と100~140万円ほど低いという結果になりました。

ただし、男性も女性も全診療科の医師よりも、平均年齢が若干ですが低くなっています。次に、年齢別での年収の状況について見ていきます。

年齢別では、男性は30代、女性は50代で年収が最も高いという結果に。30代男性小児科医の年収は1,563万円

小児科医師の年齢別での年収は下表のようになっています。


年齢別での小児科医師の年収

男性は30代、女性は50代で最も年収が高いという結果になっており、男女合計では40代の年収が最も高いという結果となっています。最も年収の高い30代の男性小児科医の平均年収は1,563万円となっています。

小児科医師の年収分布、最も多いのは1,200~1,600万円。1,800万円以上の小児科医は12.6%

小児科医師の年収分布は以下のようになっています。


小児科医師の年収分布

最も多いのは、1,200~1,400万円と1,400~1,600万円でともに26.6%となっています。つまり、過半数の小児科医の年収は1,200~1,600万円の間であることになります。

1,800万円以上の年収の小児科医師は全体の12.6%となっています。

小児科の求人の中には年収2,000万円に達するものも

全診療科と比べると年収がやや低い傾向にある小児科ですが、現在募集中の小児科医師の求人の中には、年収2,000万円に達するものも見られます(2019年3月4日時点)。以下に掲載中の求人例をいくつか紹介します。

<北海道・病院>

・年収1,100~2,000万円
・週5日勤務、当直有り
・外来・病棟管理(部長募集)

<群馬県・病院>

・年収1,300~2,400万円
・週5.5日勤務(週4日相談可)、当直月4回
・外来・病棟管理(NICU有り)

<千葉県・病院>

・年収1,500~2,000万円
・週4.5日勤務(週4日相談可)、当直月2回
・外来・病棟管理(部長募集)

<愛知県・病院>

・年収1,300~2,000万円
・週5日勤務、当直有り
・外来・病棟管理・検査

<大阪府・病院>

・年収1,000~2,000万円
・週5日勤務、当直無し
・外来・病棟管理

※閲覧時期によっては、既に募集が終了している場合や募集条件が変更されている場合があります。予めご了承ください。

小児科常勤医がいない病院で小児科部長として0から立ち上げていく求人から、小児科常勤医が一定程度揃っている中での増員の募集など、様々な求人があることがわかります。

小児科に関するその他の求人検索や転職に関する情報は、下記も合わせてご確認ください。

>>小児科医師の求人・転職情報

調査内容 医師の転職後の年収(全診療科と小児科医師との比較)
調査対象者 株式会社メディウェルのサービスを利用して転職した医師
調査対象時期 2014年1月~2018年12月
調査件数 1,901件(うち小児科79件)
調査公開日 2019年3月4日
診療科別の医師の年収調査結果

麻酔科 精神科 小児科 産婦人科 整形外科 眼科