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大阪府「北河内医療圏」
二次医療圏
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大阪府の二次医療圏「北河内」の概要と特徴

1はじめに

〈北河内医療圏の自治体と概要〉
大阪府の二次医療圏である北河内医療圏は、大阪市から見て北東方向の、主に淀川と寝屋川に囲まれた地域の自治体で構成されています。該当する自治体は、枚方市、寝屋川市、守口市、門真市、大東市、四條畷市、交野市の全7市で、北河内医療圏の面積は約177平方キロメートル、人口はおよそ119万人(平成22年度国勢調査)で、人口数では大阪府に設定された医療圏では大阪市医療圏についで2番目の多さとなります。
元々この北河内地区は、中世から京都と大阪を結ぶ『京街道』及び京都と高野山を結ぶ『東高野街道』の街道筋の宿場町や集落として繋がりがあった地域で、更に近年は京阪電鉄やJR片町線により各自治体が同じ生活圏となったことで、北河内医療圏として設定されました。

2北河内医療圏の持つ特徴

〈ベッドタウンと医療圏内の大企業の従業員が混在するエリア〉
現在の北河内医療圏には、大阪市から京阪電鉄の京阪本線が枚方市、寝屋川市、守口市、門真市を貫き、JR西日本の片町線が大東市、四條畷市、交野市を貫いています。更に京阪交野線によって枚方市と交野市が繋がり、更にバスによる京阪本線沿線とJR片町線沿線の便が数多くあり、医療圏内の往来は簡単に行うことが可能です。住民はこれらの公共交通機関を使用することで大阪市や京都市内への通勤や通学が可能で、このエリアは大阪市や京都市のベッドタウンという役割を担っています。
その一方で、この医療圏内にはパナソニックを始めとする従業員を多く抱える企業や事業所も多数存在していて、医療圏内の事業所に勤務する人々の近接住居という役割も併せ持っているエリアと言えます。

3北河内医療圏の医療体制の概要と特徴

〈圏内の医療機関相互での地域連携クリティカルパスの構築中〉
北河内医療圏の中核病院としては市立枚方市民病院があり、医療圏内には61の病院(平成20年7月現在)が存在します。この圏内では傷病毎に『地域連携クリティカルパス』が構成されていて、開業医と病院間での患者の病状や通院・投薬歴などの情報を共有した連携が、現在進行系で構築されつつあります。
このため、今後圏内の地域医療のネットワークがより活性化されて、この圏内で働く開業医及び勤務医のどちらにとっても、より働きやすい環境に進化すると考えられます。

4北河内医療圏の医師数の現状

〈医療圏の規模が大きいための医師の不足〉
平成20年度時点での調査によれば北河内医療圏の人口10万人あたりの医師数は210.6人で、大阪府平均の256.9人や全国平均の224.9人を下回っています。これは、医療圏の総人口数の規模が大きく、更に現在でも圏内への転入人口が増加の傾向であることが原因です。
大阪、京都の大都市に挟まれ、交通の便などを含めた生活環境が良い地区なので、今後ますますの人口増が見込まれることから、北河内医療圏はこの先ますますの医師の需要増と医療機関の充実とが必要とされる医療圏だと考えられます。

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