岡山県「津山・英田」
二次医療圏
の医師転職・求人情報

岡山津山・英田医療圏の医師の転職にお役立ちの地域情報満載!

地域によって様々な医師の転職市場。特に医師の募集状況や地域の特徴は二次医療圏ごとに異なります。
津山・英田医療圏での転職成功のため、医師転職ドットコムが徹底調査した地域別の転職お役立ち情報をお届けします。

岡山県の二次医療圏「津山・英田」の現状と未来

1はじめに

〈津山市が経済面で中心となる岡山県北東部の医療圏〉
津山・英田二次医療圏は津山市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町の2市6町から構成される岡山県北東部に位置する二次医療圏で、北で鳥取県、東で兵庫県に接しています。
この医療圏は津山都市圏として分類される地域とほぼ同じとなっており、津山市がこの地域の中心的な都市となっています。
津山市は医療圏だけではなく岡山県の県北地域の最大都市となっていて経済・人口の移動などの面で最も発展した自治体となっており、 その北部は中国山地、中央部には津山台地が広がっていて気候はやや内陸性の瀬戸内海型気候に属し、一年を通して安定した気候状態となっているのが特徴です。

2津山・英田二次医療圏の交通

〈津山駅付近が鉄道交通・道路交通の中心となっている〉
この医療圏には鉄道路線である津山線・姫神線・因美線の路線が走っており、津山駅付近から東西に放射状に路線が伸びている形です。
津山線は津山駅が起点となり南の岡山市に向かう路線で、因美線は鳥取方面から津山市まで南北に路線が伸びて姫新線に合流する路線です。 姫新線は中国山地にそって兵庫から岡山県新見市までを東西に結ぶ路線で津山駅を通過しています。
道路交通を見ると医療圏内には姫新線に沿うような形で中国自動車道が伸びており、これから伸びる米子自動車道・鳥取自動車道が医療圏内にある高速道路となっています。 医療圏内には国道53号・26号・52号・429号など国道7路線が主要な道路となっていてこれらは津山市中心部から放射状に伸びる形で沿線と合わせて周辺の道路交通網を形成しています。

3津山・英田二次医療圏の医療

〈人口は津山市に集中しているが、高齢化が進みつつある医療圏となっている〉
この医療圏の面積は1847.55平方キロメートル、人口は約19万人となっていて人口の半数以上が津山市に集中しています。 人口は平成7年頃から減少傾向に転じており、現在も減少は続いています。
医療圏の人口構成を見ると14歳以下の年少人口は約2万5千人65歳以上の高齢者は約5万5千人となっていて高齢者の割合を示す高齢化率は29.30%と比較的高い割合となっています。 人口の高齢化に合わせて死亡率も増加しており、主な死因は悪性新生物であって全体の全死因のほぼ四分の一を占めています。
医療圏の病院数は18施設、診療所数は164施設となっていて人口10万人対の数値を見るとどちらも県平均を上回っています。 18施設の病院のうち7施設が救急医療に対応しており、この中でも山中央病院が初期救急・三次救急の他地域医療支援病院・災害拠点病院・へき地医療拠点病院・癌連携拠点病院としての指定を受けたこの地域の中心的な病院となっています。

4津山・英田二次医療圏の医師

〈救急医療体制が津山中央病院に集中しており、負担が増大している〉
医師は354名で人口10万人対で見ると182.6となり全国平均・岡山県平均ともに下回っています。 圏域の患者の受療動向を見ると隣接した県南東部二次医療圏で入院・診療を受ける割合が高く10パーセント以上の患者が南東部医療圏へと移動しています。
この移動の理由としてこの地域には專門医療機関が限られ専門医も少なくなっている状況となっているため患者は遠方への受診を余儀なくされているからであると言えるでしょう。
またこの医療圏では高血圧患者の割合が岡山県平均に比べ高くなっているのも特徴の一つです。 この地区の救急医療体制を見ると準夜間の初期救急医療においては津山中央病院と津山第一病院が担当しており、夜間については津山中央病院が診療等を受け持っています。
ただし津山市以外には夜間の救急医療体制が整っておらず、三次救急医療機関である津山中央病院が初期救急医療と小児救急医療を担っている事から負担が増大しており、新たな初期救急医療機関の設置と他機関との連携をとることが課題となっている状況です。
またそれに関連してこの圏域での二次救急医療体制を見ると輸番制で実施されており6病院体制で対応がなされています。 そして救急救命センターは津山中央病院に存在しており、救急の必要がある重篤な患者への治療はここで行われています。

岡山県の医師求人特集TOPへ

担当コンサルタントへの依頼が便利です。簡単60秒。
		岡山県のコンサルタントに求人紹介を依頼する