鹿児島県「南薩」
二次医療圏
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鹿児島県南薩医療圏の医師の転職にお役立ちの地域情報満載!

地域によって様々な医師の転職市場。特に医師の募集状況や地域の特徴は二次医療圏ごとに異なります。
南薩医療圏での転職成功のため、医師転職ドットコムが徹底調査した地域別の転職お役立ち情報をお届けします。

鹿児島県南薩二次医療圏について

1はじめに

〈鹿児島県南薩二次医療圏の概要〉
鹿児島県南薩二次医療圏は、枕崎市、指宿市、南さつま市、南九州市の四市からなる二次医療圏です。鹿児島県の最南端に位置する二次医療圏で、九州の最南端でもあり、全体として温暖な気候です。
その中でも指宿市は温泉が湧き南国風をイメージした風光明媚な観光地となっており椰子の木などが町に立ち並び、南日本のハワイという別称でも有名な土地となっています。

2鹿児島県南薩二次医療圏の人口構成

〈出生率は年々減少傾向にあり、高齢者の割合がますます高まる〉
鹿児島県南薩二次医療圏の人口、出生率は年々減少傾向にあり、高齢者の割合が増加しています。65歳以上の人口は24%を越えており、県平均の22.8%をわずかに上回っています。
また、鹿児島県南薩二次医療圏の65歳以上の高齢者を抱える世帯は全世帯のうち50%以上に達しており、また小学校の合併・閉鎖も進んでいる地域になるので少子高齢化がますます進んでいる地域と言えるでしょう。

3鹿児島県南薩二次医療圏の交通

〈海岸沿線上にあり、地域では路線バスが活躍〉
公共交通機関はJR指宿枕崎線が、鹿児島市~指宿市~枕崎市にかけて、海に面して路線が走っています。これは指宿市などがおもに海岸沿いに市街地を形成していることから、路線網もそれにそって発達していると結論づけられるでしょう。
都市部の鹿児島駅から枕崎市までの所要時間は2時間半ほどで、一日に直行便が4便ほど運行されています。また南さつま市には過去には鉄道が走っていましたが、現在は廃止されている状態となっています。
また、路線バスとして、鹿児島交通のバスが運行しており、代表的な路線として、枕崎市、南さつま市加世田から鹿児島市までの路線が運行されています。そして、バス路線のない地区では市営のコミュニティバスが運行され、市民の交通の便が図られています。
最寄りの空港として鹿児島空港がありますが、便の運行が少なく、福岡空港からバス、鉄道を乗り継いで南薩二次医療圏から移動するケースが多数となっています。

4鹿児島県南薩二次医療圏の医療

〈かかげられた目標と患者層の比較、医師、病院の数〉
鹿児島県南薩二次医療圏は「健康寿命の延伸」や「QOLの向上」等の目的を掲げ、長生きと健康、安心した医療の提供を目指しています。三大生活習慣病である悪性新生物、脳血管疾患、心疾患は南薩二次医療圏の全死因の50%を越えており、その3つの中で最も死亡率が高いのが悪性新生物となっています。
また、南薩二次医療圏内でかかりつけ医を決めている割合は64%になり、県全体の平均よりも高い数値となっています。患者が医療機関を選ぶ際に重要視する情報はアンケート結果によると「診療日や診療時間」が最も多く、「専門分野に関することや医師の人数」が次いで多い数値となっています。 そして、地域医療への要望として最も多いのは「眼科」の20.9%であり、ついで「耳鼻咽喉科」の15.7%、ついで「産婦人科」の15.0%となっています。南薩二次医療圏ではこれらを專門とした医師が広く求められているといって良いでしょう。
南薩二次医療圏の病院数は他の地域と比べても比較的多く33棟ほどとなっています。ただし、医師数は他の二次医療圏と比べた時第三位の人数であり、病院数とくらべて医師の不足が目立ちます。また患者の流出が患者の流入を上回っており、まだまだ医療体制は十分整っていない状況の二次医療圏であると言えるでしょう。

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