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大分県「東部医療圏」
二次医療圏
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大分県の二次医療圏「東部」の概要と特徴

1はじめに

〈大分県東部二次医療圏の地理、特徴〉
大分県東部二次医療圏は別府市、杵築市、国東市、姫島村、日出町の3つの市と村と町がそれぞれ一つずつで構成されている大分県北東部にある国島半島部分~別府周辺の二次医療圏です。ただし、姫島村は国島半島から東に、海を隔てた位置にある離島となっています。
大分県東部二次医療圏は大分の二次医療圏の中で最も面積が小さい医療圏ですが、人口は6つの二次医療圏の中で二番目に多く、21万人ほどの人口を擁しています。その理由として、大分県東部二次医療圏内に大分県第二の都市である別府市が存在していることが挙げられます。

2大分圏東部二次医療圏の交通

〈JR日豊本線が南北に貫いており、観光名所へのバスの運行〉
東部二次医療圏にはJR日豊本線が南北に走っており、杵築市、日出町、別府市を貫く形で、北は福岡、南は宮崎県へと路線が連絡しています。また、別府駅周辺にはバス路線が多数運行しており、別府駅から様々な観光名所にバスに乗って向かうことができるようになっています。
別府市は大分県東部二次医療圏全体の半数以上である人口12万人を抱えた一大観光地であり、別府温泉などの温泉街などが発達している全国的に有名な大分県の観光拠点となっています。

3大分県東部二次医療圏の医療計画等

〈医療再生計画による県北二次医療圏との連携構築〉
大分県東部二次医療圏は大学病院や、地域支援病院、癌診療拠点病院を抱えており、大分県内で、最も医療活動が盛んな大分二次医療圏に次いで、医療活動の活発な医療圏です。
大分県では、それぞれの地域における医師や救急医療体制の確保のために、「大分県地域医療再生計画」を策定しています。大分県東部二次医療圏には、救命救急センターや、地域周産期母子医療センターが整備されており、総合的な医療を提供する体制がまだ十分とは言えない北部の医療圏との連携をとることを目標に医療圏同士の連携をとることが期待されています。

4大分県東部二次医療圏の医師数、病院数

〈病院と医師数には偏りが目立つ〉
大分県は全国3位の人口10万人あたりの病院数を誇っていますが、県全体の病院の偏りが激しく、病院では62%、診療所では66%が、東部二次医療圏と中部二次医療圏に集中しています。さらに、医師は全体の3/4にあたる74%もの医師数が東部と中部に集中しており、医師、病院ともに中部と東部の二次医療圏に偏在していると言えるでしょう。
特に大分県北部二次医療圏には、産科医師がいる病院もない状態であり、通常分娩には対応していますが、特殊な出産の際には東部や中部の医療圏に頼らなければいけない状態が続いているようです。東部はそのような救急医療体制も整っているので、東部と北部との連携をスムーズにし、北部二次医療圏で緊急の患者が出た際などは東部の主要な医療機関にすぐさま連絡、搬送を行えるような体制を整える事が地域医療再生計画の目標のひとつとなっています。

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