長野県「飯伊医療圏」
二次医療圏の医師転職・求人情報
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長野県の二次医療圏「飯伊」の概要と特徴
1はじめに
〈長野県最南端にあるおだやかな気候が特色の自然豊かな土地〉
長野飯伊二次医療圏は、飯田市と下伊那郡の松川町、高森町、阿南町、阿智村、平谷村、根羽村、下條村、売木村、天龍村、泰阜村、喬木村、豊丘村、大鹿村の1市3町10村からなる長野県最南部にある二次医療圏です。飯伊二次医療圏は南西で愛知県と岐阜県に接し、南東で静岡県に接する位置関係にあります。
南アルプスと豊かな自然環境に恵まれた土地であり、内陸性の穏やかな気候条件となっています。また、温泉や渓谷などの自然がもたらす資源の多い場所としても有名で、よく知られているのは飯田市の天竜川流域にある天竜峡です。天竜峡は、国の名勝にも指定されています。
2長野飯伊二次医療圏の交通
〈公共交通機関は飯田線が走るが、中央自動車道を用いての車での移動が多い〉
長野飯伊二次医療圏の交通は、南北に飯田線が走っており、飯田線は長野県辰野町から愛知県の豊橋までを結んでいます。飯田線は下伊那郡の市町村のうち、飯田市と、高森町、松川町、天龍村、泰阜村を通過します。
その他の市町村には鉄道駅は存在していませんが、川などを挟んで隣接する自治体に駅が存在しているケースもあります。しかし、飯田線は利便性が悪く、思うように利用されていません。
また、飯田線に並行するように中央自動車道が走っており、車や高速バスを利用して東京方面など首都圏や名古屋などの東海地方、長野市などに向かうことが可能となっています。
3長野飯伊二次医療圏の医療
〈少子高齢化の進む医療圏、医療需要、人口も低下の傾向〉
地域医療情報システムによる統計データによると、飯伊二次医療圏は2010年の国勢調査の時点で人口16万人となっており、そのうち15歳未満の若年層は23,662人で13.9%、65歳以上の高齢者は50,124人となっていて、高齢者の割合を示す高齢化率は29.6%であり、およそ10人に3人の比率で医療圏内に高齢者が存在している事になります。これは全国平均の23.0%と比較しても多い数値となっており、全国的にも高齢化の進んだ地域と言えるでしょう。
また、人口は年々減少していく傾向にあり、2005~2010年の間に総人口の3.43%が減少しています。医療需要もそれに合わせて2010年を100として2015年には100、2020年には99とこれからゆるやかに低下していくと予想されています。飯伊二次医療圏の病院数は10、診療所数は114となっていて10万人対で換算するとどちらも全国平均よりやや少なめのデータとなっています。
4長野飯伊二次医療圏の医師
〈必要医師数は長野県の中でも多く、医師の研修制度改善の動きも〉
厚生労働省長野県「病院等における必要医師実態調査」によると飯伊二次医療の医師数は人口十万人あたり188.8人であり、飯伊二次医療圏の現在の必要医師数が99.2人と、100名にほぼ達する医師が必要とされている状況です。必要求人医師の倍率は長野県の他の医療圏と比べて最も高くなっており、その倍率は1.53倍となっています。
このように医師が集まりにくくなっている原因として、長野飯伊二次医療圏には山間部が多く、医師が集まりにくい事実が理由となっていると考えられています。そしてこれらは拠点病院としての役割を担う病院の少なさを物語るデータとなっています。
一方それに関連して、飯伊二次医療圏では中心となる飯田市立病院を医師卒後研修期間と設定し他の研修センターと連携を行い、質の高い研修を行い、レベルの高い医師を飯伊二次医療圏に招致することで二次医療圏間の医療資源の格差を埋めることが目指されている状態となっています。
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