転職に成功した医師の声 | 指導医が退局！ 1ヶ月半で精神保健指定医取得可能な医療機関へ

• 転職理由を教えていただけますか？

  当時の勤務先では、精神保健指定医の取得に向けて研鑽を積んでおりました。周りの先生方も非常に面倒見が良く環境も良かったです。ところが、指導医の先生が転職を決意され、指導体制が無くなってしまうという状況になってしまいました。まだ精神科として歩き始めたばかりだったので、指導体制の充実した環境に身を置きたいと、転職を決意しました。

• どのような条件を希望されていましたか？

  当初は出来る限り現在の自宅から通える範囲でと考えていました。
  
  いくつか面接に伺う中で、少し遠方であっても熱心に指導して下さるところや、
  経験を多く積める病院が多く、家族とも相談し転居も視野にいれつつ、勤務先を決断しようと思いました。

• 新しい勤務先が決定するまでの流れをお聞かせください。

  当時勤めていた病院の事情もあり、退職まで1ヶ月半と迫ってからの転職活動でした。
  
  それでも、担当コンサルタントの方に「焦って決めるのではなく、しっかり検討した上で決断頂きたい」とおっしゃっていただき、過去に転職した先生の様子や医療機関の募集の動きなど、求人情報だけでなく転職市場や医師の転職活動全般についての情報も教えてもらいながら、候補先を絞っていきました。
  
  そして、応募先を指定医取得可能な3か所に絞り込みました。
  1ヶ所目は、自宅近くで、幅白い疾患の方がいる病院です。慢性期系で当時の勤務先と少し雰囲気の似ている病院でした。2ヶ所目は、精神科単価病院。ただし、指導医を置いているわけでなく、あまり指導に重きを置いていない印象を受けました。3ヶ所目は、当時の自宅から少し遠く、転居が必要でしたが、指定医取得のための症例や指導体制は充実しており、指導医師をつけたり、若い先生のための勉強会を毎週開くなど、院長先生も教育には力を入れている病院です。
  
  将来の事を考えると、若いうちにより多くのことを学べる環境で働きたいと考え、妻と相談の上、3番目の病院への転職を決めました。
  

• 今回の転職についての感想をお聞かせ下さい

  とにかく1ヶ月半と時間のない中で次の転職先を決めないといけないという、焦る気持ちを抑えながらの転職でした。それでも、コンサルタントの方が、こまめに相談にのってくれたり、気になる点についてはすぐに医療機関に確認をしてくれたり、医療機関側の採用の進捗状況についても連絡をしてきてくれ、納得のいくまで悩み比較検討した上で、転職先を決めることができました。

※上記内容については先生の匿名性を担保するため
一部内容を再編集しております