転職に成功した医師の声 | 大学病院での勤務で疲れ切っていた私の転職活動

• 転職理由を教えていただけますか？

  以前の勤務先は大学病院だったのですが、当直が月4回ありました。医師になり約10年、当直があることが当たり前の生活に疲れを感じるようになっていました。昼間の勤務時間も長く、この生活を5年10年と続けるのは正直厳しいと感じたのです。そこで、もう少しゆとりのある勤務先に転職しようと決意しました。

• どのような条件を希望されていましたか？

  手術や病棟管理、当直業務は行いたくありませんでした。突然の手術で呼び出されたり、なし崩し的に勤務時間が伸びてしまったり、ということにはもううんざりしていたので、オンオフのメリハリをつけられる働き方を希望したのです。
  検診のみの業務や専門外来中心の業務ができればベストだと考えていました。
  
  また、できるだけ長く勤めたいので、ドクターやコメディカルの雰囲気がよい医療機関を希望しました。

• 新しい勤務先が決定するまでの流れをお聞かせください。

  メディウェルに登録した次の日に担当コンサルタントから連絡がありました。当時は学会準備で忙しかったため、とりあえずいくつか求人をメールで送ってもらい、落ち着いたら実際にお会いし色々とお話しすることにしました。
  
  登録から二ヶ月後にようやく仕事が落ち着きましたので、担当コンサルタントと面談しました。どのような転職先を希望するかと尋ねられたので、「オンオフのメリハリをつけたいから、検診でもいいんです」とお伝えしました。すると担当コンサルタントから「そうしたいお気持ちは十分わかりますし、それだけ今の勤務が大変だということもわかります。ですが、あまりにももったいなさすぎます」と予想外の返答をもらいました。
  
  実は他の紹介会社にも登録していたのですが、そちらでは私の希望条件について意見をしてくることはありませんでした。そのためコンサルタントの言葉に驚いてしまい、どうしてそう思うのか尋ねてみたのです。すると、「転職した場合、オンオフがはっきりしないという現在のお悩みをきっと解決できると思います。しかし、現在の勤務先で満足している部分が失われてしまう可能性もあります。悩みを解決する方法は一つではありません。どのような形の転職が先生にとって最も良いものになるか、一緒にじっくり考えませんか」と熱心に話してくれました。私のことをこんなに真剣に考えてくれるのかと感心し、検診のみに限らずに多様な求人を紹介してもらうことにしました。
  
  いろいろなタイプの医療機関を紹介してもらいながら、本当に検診のみでもよいのかじっくり考えました。そしてこれからの医師人生を検診業務のみで過ごすことを想像してみると、少し物足りなさを感じたのです。やはり自分の中に臨床への未練があるのだと気づき、担当コンサルタントにメリハリのついた勤務ができ、且つ一定レベルの臨床を行える医療機関を探してもらいました。
  
  いくつか面接や病院見学には行ったのですが、なかなか希望に沿った医療機関を見つけられずにいました。そんなある日、「この病院は先生にぴったりだと思います」と一つの病院を紹介してもらいました。そこは手術や外来も積極的に行っていますが、対象は良性疾患のみで99%が予定オペです。手術助手としての勤務も可能であり、専門外来を担当できる点も魅力的でした。ここであれば高いレベルの診療を行いながら、メリハリのついた働き方ができると感じました。
  
  担当コンサルタントが実際に病院へ足を運び、先方へ私の経歴や希望をきちんと伝えてくれていたこと、また、病院側の要望も私に伝えてくれたことで面接もスムーズに進みました。無事内定を頂き、翌年の春から勤めることとなりました。

• メディウェルを利用した感想についてお聞かせください。

  他の紹介会社も利用していたのですが、そちらが紹介してくれた医療機関とは異なるタイプの医療機関を紹介してくれました。いろいろな医療機関を見ることで、どの働き方であれば自分の希望を満たせるのか、じっくりと比較しながら考えることができました。丁寧、かつ迅速に対応していただき、ありがとうございました。

※上記内容については先生の匿名性を担保するため
一部内容を再編集しております