兵庫県「東播磨」
二次医療圏
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地域によって様々な医師の転職市場。特に医師の募集状況や地域の特徴は二次医療圏ごとに異なります。
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兵庫県の二次医療圏「東播磨」の概要と特徴

1はじめに

〈東播磨医療圏の概要-神戸市と姫路市に挟まれた瀬戸内海沿いの工業地帯〉
兵庫県の二次医療圏である東播磨医療圏は、兵庫県南部の中央域に位置し、瀬戸内海に面した医療圏です。 現在は明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町の3市2町によって医療圏が構成されています。 東播磨医療圏の総面積は約266平方キロメートル、平成25年6月の兵庫県推定による人口は、約71万6千人です。
元々古代以来の旧・播磨国は現在の兵庫県南西部に該当する地域ですが、現在の兵庫県ではこの旧・播磨国を県の出先機関である県民局/県民センター毎に 『東播磨』『中播磨』『西播磨』『北播磨』と分けて住民サービスを行っていて、医療面もその区分に従って設定されています。

2東播磨医療圏の持つ特徴

〈沿岸部の臨海工業地域と内陸部の農業先進地域を含む医療圏〉
医療圏内東部の明石市に日本標準時子午線が通る東播磨医療圏は、東西方向に30数キロメートルの距離がある細長い形状をしていて、 瀬戸内海に面した地域に播磨臨海工業地帯があり、中心産業はこれらの工業地帯での製造業です。 その一方で、医療圏内では第一次産業も行われていて、瀬戸内海での漁船漁業や海苔の養殖などの水産業、及び内陸部では米や大麦、野菜や果物など農業も盛んに行われています。 特に米は県下有数の産地、麦茶用の大麦については国内でも有数の産地となっています。
交通の面では、医療圏内に山陽新幹線西明石駅があり日本各地からのアクセスに適しています。 また、医療圏内の中央部をJR西日本のJR山陽本線が、南部を山陽電鉄本線が東西に走り、鉄道が通っているエリアの交通の便は良いです。 また、唯一鉄道が通っていない稲美町も、JR最寄り駅から神姫バスの便があり、全般的に医療圏内の公共交通の便は良好と言えます。

3東播磨医療圏の現状

〈新規に公立病院を整備して中核病院を整備の上、医療体制の見直しが進行〉
元々東播磨医療圏内には公立病院が5ヶ所あります。医療圏が東西方向に長いため、それぞれの病院が医療圏内の地域ごとに、もしくは診療科ごとにその役割を分担していました。
しかし医療圏内の各病院の位置付けや役割分担を更に明確にするために、兵庫県は東播磨医療圏を統括する東播磨県民局を中心として、 平成21年に県立加古川病院を移転の上で新規開設した兵庫県立加古川医療センターを東播磨医療圏の中核病院と位置付けた上で、 他の公立医院や一般病院、一般診療所を巻き込んでの東播磨医療圏内の医療体制を構築し直す作業に入りました。

4東播磨医療圏の医師数の現状

〈現状では医師数が不足も、行政主導で医療体制の再構築が実施中〉
平成22年12月時点での東播磨医療圏内での人口10万人対医師数は189.2人で、兵庫県全県の226.2人、全国平均の219.0人と比較しても不足しています。 この時点では医師の確保ができない等の理由で、診療科目を縮小、休止、廃止せざるを得ないという影響がありました。
このような事情を憂慮した兵庫県は、前に述べた兵庫県立加古川医療センターの開設を機に、さらなる医療機関の役割分担の明確化や連携強化を推進する方策での医療行政を行いつつあります。 これにより、現在行政主導で医療体制を構築している最中なので、このエリアで働く医師の方には責任の分担や患者対応が行い易くなり、働きやすい環境が得られる医療圏になりつつあります。

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