東京都「北多摩西部医療圏」
二次医療圏
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東京都の北多摩北部医療圏

東京北多摩二次医療圏の概要

1はじめに

<多摩川の北部にある医療圏で、冬の温度は緯度の割に低い>
東京北多摩西部二次医療圏立川市昭島市国分寺市国立市東大和市武蔵村山市の6つの市から構成される東京都の中央北部に存する二次医療圏です。
北多摩地区は東京都のうち多摩川から北部にある地域で、北多摩西部二次医療圏はその西側部分にあたる地区にあたり、北側で埼玉県に接しています。また、南西では東京都最大の規模を誇る市である八王子市と面しています。
気候は冬に気温が氷点下まで下がる事もあり、緯度に対して気温の低い気候条件となっています。

2東京北多摩西部二次医療圏の交通

<JR東日本や西武鉄道の様々な路線が入り乱れている>
東京北多摩西部二次医療圏にはJR東日本、西武鉄道、多摩都市モノレールなどの鉄道網が様々に張り巡らされています。主要な路線では、JR東日本の中央線は立川駅から北多摩西部二次医療圏を通過して甲府に接続し、武蔵野線は府中本町駅から西国分寺駅を通過し北へ路線が伸びています。また、立川駅からは南武線が起点となっていて、南東方面へ路線が伸び、川崎方面へ進みます。西部鉄道の路線では国分寺線が国分寺駅から北の東村山駅方面へ、拝島線は拝島駅から西武立川、東大和市を通り、高田馬場駅まで接続しています。
また東京駅から八王子市、立川市を通過して多摩市に向かう多摩都市モノレールが医療圏内に存在しています。

3東京北多摩西部二次医療圏の医療

<東京都全体の平均から比べると医療資源は不足傾向にある>
東京都北多摩西部二次医療圏は人口約64万人となっていて、そのうち0~14歳の年少人口が81417人、65歳以上の高齢者が131014人となっています。
このデータは年少人口、高齢者ともに東京都全体の平均をわずかに上回るデータで、さらに病院総数は24、診療所総数は486となっており、ともに割合で換算すると東京都平均より少ないデータとなっています。また、10万人対の病床数も東京都平均と比較すると大きく下回っており、東京都内では医療資源の不足した医療圏であると言えるでしょう。
この医療圏で中心となっている病院は国立病院機構東京災害医療センターとなっていて、病床数455床を誇り、平成22年には東京都認定がん診療病院の指定をうけ、病院内に救急救命センターを配備、さらに年間1万人もの患者を治療しているなど医療圏内外100万人規模をカバーする総合的な医療を提供しています。

4東京北多摩西部二次医療圏の医師

<医療従事者の数は少なく、住民は他圏で受療する傾向が強い>
東京都北多摩西部二次医療圏の医師数は1320名となっており、人口十万人対で換算すると、216.9人となります。これは東京都平均を大きく下回るデータとなっていて、医師だけではなく、他の職種の医療従事者の割合もほとんどのもので東京都平均を下回っています。
東京都北多摩西部二次医療圏では、患者の全体の流出が流入に比べて高い傾向にあり、流入割合が38.9%に比べ流出は53.2%と大きな開きがあります。疾患別で見ると脳血管疾患・悪性新生物の流出はおよそ50%、心疾患の流出率はおよそ40%となっています。また高血圧疾患は流出率約20%と低い値に抑えられていますが、その反面高血圧疾患の患者の流入はほぼ0%と、ほとんど流入がありません。その原因として、重篤な患者は医療資源のこの圏域の周囲の充実、発展している地域である都市圏、または八王子市で受療する傾向にあるからであると言えます。

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