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東京都「区西南部医療圏」
二次医療圏
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東京都の二次医療圏「区西南部」の概要と特徴

1はじめに

〈区西南部医療圏とは〉
東京都における区西南部医療圏は、目黒区、世田谷区、渋谷区の3つの自治体から成り立っています。目黒区、世田谷区は主に住宅地として発展してきました。世田谷区は東京23区中で最大の人口を誇っています。渋谷区に関しては、ターミナル駅である渋谷駅を中心とした副都心となっているほか、原宿・表参道は若者文化やファッションの中心として知られています。
さらに渋谷区には明治神宮や代々木公園など都心にありながら広大な緑地を有しており、周辺には高級住宅地も点在しています。

2区西南部医療圏の生活状況

〈電車・バスは整備されているものの道路事情に難あり〉
人口は平成22年10月1日現在1,349,960人であり、東京都の人口の10.3%に当たります。また、年齢区分別人口の構成割合では、東京都全体と比べて年少人口・老年人口がやや少なくなっています。人口の多さ、その中でも若者や生産年齢人口の多さが際立っています。
交通は、電車はJR線、地下鉄、京王電鉄などが走り、バスも都営バス、東急バス、京王バスなどが走っており交通の便の良さを感じさせます。しかし道路は、幹線道路などは整っているものの、それを補完する道路や生活道路の整備が遅れており、道路事情は細く入り組んでいます。世田谷区では交通事故が都内で突出してワースト1であり、区政の重要な課題の一つとなっています。

3区西南部の医療体制

〈特定機能病院こそないものの、それぞれ各分野に特化した病院が偏在〉
この圏域には特定機能病院はないものの、国立病院機構東京医療センターや国立成育医療研究センター があり、都立病院では、救急医療や島しょ医療に重点的に取り組む広尾病院と、都における精神科医療の中核病院である松沢病院があります。
国立成育医療研究センターとは、1965年に世界初の小児専門の総合医療を目的として開院した国立小児病院が統廃合を経て、新たに分野開拓してうまれた成育医療の観点から、2003年に国立成育医療センター・同研究所の名称で開院した小児総合医療機関です。2010年、独立行政法人化により改称されました。

4区西南部の医師数の現状

〈人口の多さにより病院勤務の医師不足が顕著〉
病院は50施設、病院病床数は11,232床です。人口10万人当たりの病床数は832床で東京都全域をやや下回っています。この医療圏の医師数は3,644人です。人口の多さゆえに、病床不足、医師不足が心配されます。しかしながら一般診療所数については、人口10万人当たりでは東京都全域を上回っています。つまり病院に勤務する医師が足りないと言うのが現状のようです。病床不足ということですから、病院や病床を持つ一般診療所の不足ということも言えるでしょう。
とはいえ、国民健康保健中央会の記事によると、厚労省の調査による、医療機関側が必要と考える医師数の不足はこの医療圏が最も低く、全国からみれば医師数の不足は少ない地域とも言えそうです。

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