皮膚科を開業するコツ
皮膚科医として皮膚科を開業する夢は誰もがお持ちのことと思います。
保険を使った診療に着目されてきている現代だからこそ、美容皮膚科と通常皮膚科を併設し、老若男女問わず需要の高い皮膚科づくりを心がけたいものです。皮膚科を開業する最大のポイントは女性患者の心をつかむことです。
自費負担でも通院することが多い女性の視点で、「あったらいいな」のサービスを形にしましょう。
皮膚をケアするので、パウダールームを化粧室に併設し、ちょっとした化粧品やウェットティッシュを常備しましょう。ここで、化粧室は他人から見られない入り組んだ場所に設置しましょう。クリニックの開業場所としては、人通りの多い、目立つ場所に開業しましょう。地域の人に認知されやすい、通いやすい場所を確保しましょう。診療はどこの皮膚科も同じような処置になりがちです。独自の技術や機械を導入し、常に学習された新しい診療で独自性を磨きましょう。
また、治療内容だけでなく、託児のサービスを導入したり、薬局や内科に近い場所に作ったりと便利なクリニックの開設に力を入れましょう。
そして、美容皮膚科の場合は特に、機器の導入にかなりの費用を要することになります。(約1000万円以上) 開業当初は、電子カルテと顕微鏡、オートクレーブや炭酸ガスレーザー等の最低限で済ませるようにし、経費を削減しましょう。
診察時に化粧品やボディークリームを紹介し、薬以外の治療法も紹介できるよう、繁華街に近いおしゃれな街に開設できるとより地域との連携が図れ、治療がしやすくなるでしょう。地域密着型となり、地域貢献できるクリニックづくりを心がけましょう。
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