一般に高収入と言われる医師ですが、年収は平均的にどのくらいなのでしょうか。
また、勤務先や診療科といった医師の属性によって、年収に差はつくのでしょうか。
2024年2月に医師1,955人に聞いたアンケート調査の結果から、医師の年収の状況と、それに対する医師の受け止めなどをご紹介します(回答者の属性)。

目次
- 1. 医師の年収(アルバイト・副業込み)の中央値は1,700万円
- 2. アルバイト・副業をしている医師が6割超
- 3. 医師の年収(主たる勤務先のみ)の中央値は1,300万円
- 4. 40~60代男性医師の年収が最も高い傾向
- 5. 最も年収が高いのは開業医、低いのは大学病院勤務医
- 6. 診療科別で年収2,000万円以上の割合が最も多いのは脳神経外科
- 7. 昨年と比べて年収はどう変化している?
- 8. コロナ禍を経て医師の年収はどう変化してきたのか
- 9. 医師の年収は何を基準に決まっている?
- 10. 今の年収が「見合っている」と感じている医師は6割
- 11. 働き方改革などの制度変更は年収に影響する?
- 12. 年収や勤務条件をよりよくするための医師の取り組み
※過去に実施した年収アンケートの結果は下記よりご覧いただけます。
医師の年収(アルバイト・副業込み)の中央値は1,700万円
医師の年収(アルバイト・副業込み)の調査結果は次の表のとおりです。
1,400万円以上1,600万円未満が最も多く、13.4%となっています。次いで1,800万円以上2,000万円未満(12.1%)、1,600万円以上1,800万円未満(10.6%)の回答が多い結果で、年収の中央値は1,700万円でした[※1]。
年収2000万円以上の医師は29.7%、3,000万円を超える医師も6.3%いました。
アルバイト・副業をしている医師が6割超
医師は収入を増やしたり、経験を積んだりするために、常勤先での勤務に加えて定期的・単発的なアルバイトをすることが一般的です。
今回の調査でも、医師の6割超が「アルバイトや副業をしている」と回答しています(下グラフ)。
医師の年収(主たる勤務先のみ)の中央値は1,300万円
アルバイトや副業での収入は、医師の収入全体の中でどれくらいの比重を占めているのでしょうか。
医師の主たる勤務先のみでの年収について調査したところ、次の表のような結果になりました。
最も多かった回答は800万円未満で、24.7%となっています。続いて、800万円以上から1,800万円未満までの回答がいずれもほぼ1割程度で並んでいます。
年収の中央値は1,300万円でした[※2]。アルバイト・副業を含む年収の中央値を400万円下回る結果となっており、医師の年収の中でアルバイトや副業による収入が占める割合は決して少なくないことが分かります。
40~60代男性医師の年収が最も高い傾向
医師の性別や年代も、年収額に関係しているのでしょうか。
まず、男女別の医師の年収(アルバイト・副業込み)を比較していきます。
男性医師の年収
男性医師の年収額で最も多かったのは「1,800万円以上2,000万円未満」で、全体の14.0%でした。年収の中央値は1,700万円となっています[※3]。また、男性医師の35.7%が「年収2,000万円以上」と回答しています。
女性医師の年収
女性医師の年収額で最も多かったのは「800万円未満」(17.6%)で、年収の中央値は1,300万円となっています。
男性医師の年収に比べて、中央値で400万円下回っており、大幅に少ない現状が見て取れます。
次に、年代別の年収を比較すると、以下の表のようになりました。
29歳以下が顕著に低く、年収の中央値は900万円となっています。そこから年齢が上がるにつれて年収も上がっていき、ピークを迎える50・60代では年収の中央値が1,900万円に達しています。
70代以上になると年収が大幅に減少する傾向が見られ、年収の中央値も1,500万円という結果でした。
続いて、男女別と年代別の組み合わせで年収の中央値を比較しました。
どの世代においても、男性医師のほうが女性医師よりも年収が高くなっていることがわかります。
29歳以下では男女差があまりありませんが、30代になると一気に年収の差が開き、その後は年代が上がるにつれて男女差が少しずつ縮まっていく傾向がうかがえます。
女性の中には20~30代に結婚、出産などのライフステージの変化を迎え、仕事に集中することが難しくなる人もいることが原因のひとつと考えられます。
最も年収が高いのは開業医、低いのは大学病院勤務医
続いて、医師の年収(アルバイト・副業込み)を勤務先別に比較していきます。
大学病院
大学病院の勤務医の年収(アルバイト・副業込み)で最も多かったのは「1,000万円以上1,200万円未満」(17.6%)で、年収の中央値は1,500万円でした[※4]。
また、主たる勤務先のみの年収では「800万円未満」の回答が55.9%で最多となり、年収の中央値も800万円未満でした。
大学病院の勤務医は、医師全体と比べて年収が低い傾向にあるほか、主たる勤務先のみの年収が比較的低く、年収全体に占めるアルバイトや副業の収入の割合が大きいことがわかります。また、アルバイトや副業を含むケースで年収2,000万円以上の医師が16.0%、3,000万円以上の医師は2.5%と、高収入な医師の割合も全体に比べて少なくなっています。
大学病院以外の病院
大学病院以外の病院に勤める医師の年収(アルバイト・副業込み)では、「1,800万円以上2,000万円未満」の回答が13.9%で最多でした。年収の中央値は1,700万円となっています。
主たる勤務先のみの年収では「1,600万円以上1,800万円未満」が15.7%で最も多く、年収の中央値は1,500万円という結果です。
大学病院勤務医と比較すると、全体的にやや高くなっていることがわかります。アルバイトや副業を含む年収と主たる勤務先のみの年収を見比べたところ、主たる勤務先のみの年収では2,000万円未満までの7階級の回答が9.7%~15.7%であまり差がない状態でしたが、アルバイトや副業を含む年収では主に1,400万円未満の回答が減少し、1,800万円以上の回答が増加しています。
クリニック(勤務医)
クリニックの勤務医の年収額(アルバイト・副業込み)は、「1,400万円以上1,600万円未満」(12.1%)が最も多く、年収の中央値は1,700万円でした。主たる勤務先のみの年収では「800万円未満」が23.3%で最多となり、年収の中央値は1,300万円となっています。
主たる勤務先のみの年収では800万円未満の階級に偏っているものの、アルバイトや副業を含む年収だと2,200万円未満の8階級に幅広く分散しています。
また、3,000万円以上の年収を得ている医師も7.1%と少なくない結果になっています。
クリニック(開業医)
クリニックの開業医の年収(アルバイト・副業込み)で最も多かったのは「3,000万円以上」(18.7%)で、次いで「800万円未満」(13.1%)、「1,800万円以上2,000万円未満」(12.1%)という結果でした。年収の中央値は1,900万円となっています。
一方で、主たる勤務先のみの年収で最多となっているのは「800万円未満」(19.0%)で、年収の中央値は1,500万円でした。
クリニック勤務医に比べてさらに年収額にばらつきがでており、働き方や経営方針が個人の裁量次第である開業医らしい結果といえます。
ここまで勤務先別に年収を比較してきましたが、大学病院の勤務医の年収が低い傾向について、若手医師が多いという年代の要素が関係している可能性も考えられます(下表)。
そこで、各勤務先の30代、40代の医師について、年収の中央値を男女別に比較し、次の表にまとめました。
同世代ごとの年収の中央値を比較しても、大学病院の勤務医の年収が最も低いことがわかります。
男性医師について30代から40代の変化を見てみると、クリニックの医師と大学病院以外の医師については年収の中央値の差がなくなっていますが、大学病院の医師は差が開いたままになっています。
また、この比較でも女性医師よりも男性医師のほうが年収が高い傾向が明らかになっています。
診療科別で年収2,000万円以上の割合が最も多いのは脳神経外科
医師の年収は診療科ごとによっても違いがあるのでしょうか。各診療科の年収(副業・アルバイト込み)について、回答数が20件以上の診療科に限定して比較した結果、次のようになりました。
最も高かった年収の中央値は1,900万円となっています[※5]。また、これに当てはまるのは麻酔科、消化器内科、整形外科、循環器内科、消化器外科、脳神経外科の6診療科でした。
また、年収2,000万円以上の医師の割合を調査したところ、最も高かったのが脳神経外科(47.2%)、次いで麻酔科(46.3%)、整形外科(42.1%)という結果でした。
先述した通り、年収には世代差(40~60代が高年収となる傾向)や男女差(男性医師のほうが高年収となる傾向)があり、診療科別の調査結果もこの影響を受けていることが考えられます。
そこで、各診療科の年齢の中央値と、女性医師が全体に占める割合を算出し、これらを加味して年収額をみていきます。
年収の中央値が1,900万円だった6診療科は、いずれも年齢の中央値が42~47歳となっており、中堅以上の世代の医師が多いことが分かります。女性医師の比率を見ると、麻酔科のみ33.1%と比較的高い割合になっていますが、そのほか5診療科では全診療科の平均である25%を下回っており、女性医師が少ない傾向がみられます。
年齢の中央値が30代で、かつ年収2,000万円以上の割合が比較的高い診療科としては、救命救急と美容、眼科が挙げられます。特に美容と眼科については、女性医師の比率も高くなっています。
そのほか、女性医師の比率が高く、かつ年収2,000万円以上の割合が比較的高い診療科には、麻酔科や産婦人科があります。
昨年と比べて年収はどう変化している?
医師の年収は、昨年と比べてどのような変化があったのでしょうか。
昨年からの年収の変化について聞いたところ、「変わらない」と答えた医師が約半数を占め、最多でした。
そのほか、昨年に比べて「増えた」と回答した医師が27.9%、「減った」と回答した医師が18.4%という結果でした。年収が増えた医師が、減った医師より約1割多くなっています。
年収の変化の理由について、医師からは次のような意見が寄せられました。
年収が「変わらなかった」理由
-
- 年俸で昇給する要素がない (50代男性、健診・人間ドック)
- 出産育児でフルタイムでは勤務できない期間が同じ様に続いているため (30代女性、乳腺外科)
- バイトは増やしたが、常勤先の金額は減ったので (20代男性、放射線科)
- 仕事内容が変わっていないから (40代女性、美容外科)
- これ以上働けない (50代男性、呼吸器内科)
- 額面は増えたが社会保険が増えた (40代女性、神経内科)
年収が「増えた」理由
-
- 副業を始めた (30代男性、精神科)
- 開業2年目で黒字化した (50代男性、整形外科)
- 大学病院から転職した (30代男性、リハビリテーション)
- 手技加算の新設 (40代男性、一般外科)
- コロナ業務手当 (50代男性、呼吸器内科)
- 発熱外来をたくさんこなした (50代女性、小児科)
- 残業代が出やすくなった (30代女性、その他診療科)
- 産業医を2023年の途中から始めた (20代男性、眼科)
年収が「減った」理由
-
- コロナ手当が減った (60代女性、一般内科)
- コロナワクチン関連のバイトが減った (40代男性、泌尿器科)
- 当直免除の年齢になり当直がなくなった(50代男性、整形外科)
- 働き方改革とやらで当直が減った (50代男性、産婦人科)
- 患者数の減少による業務量の減少からの残業の減少(50代男性、整形外科)
- 給与の低い病院への異動 (30代男性、消化器外科)
- フリーランスなので、税金を払うのが馬鹿馬鹿しいから自主的に減らした (60代男性、麻酔科)
- 仕事量を減らし、自分の人生を楽しみたいと思った (50代女性、一般内科)
コロナ禍を経て医師の年収はどう変化してきたのか
メディウェルでは、2019年、2020年、2022年にも医師への年収アンケート調査を実施しています。
それぞれの調査結果と今回の結果を比較し、差が見られた部分について紹介していきます。
全体の年収(アルバイト・副業込み)の変化
年収について、比較的少ない1,200万円未満、中間の1,200万円以上2,000万円未満、比較的多い2,000万円以上の3つに分けて過去調査からの変化を見たところ、次のようになりました。
2020年に中間層・比較的多い層が減り、比較的少ない層が増えていることが分かります。コロナ禍での受診控えなどの影響が出たものと考えられます。
2022年には比較的少ない層が減り、比較的多い層が増えています。コロナ禍以前の形よりも少し高収入の医師の割合が多くなっていることがわかります。
2024年はわずかに比較的少ない層が増え、比較的多い層が減るという結果になっています。
勤務先別・年代別・男女別の年収の変化(アルバイト・副業込み)
30代、40代の医師について、勤務先別かつ男女別に年収を比較した調査で、2019年と2024年の結果を比べてみました。
30代男性医師の年収の中央値[※6]は、2019年に比べて2024年の値がいずれの勤務先においても増えています。一方で、40代男性医師の年収の中央値は大学病院とクリニックで減少していることがわかります。
若手医師の給与面での待遇が良くなった可能性がありますが、同時に中堅医師になっても収入が増えにくくなっている状況だと推測されます。
また、30代女性医師では、クリニックで働く医師の年収の中央値が2019年から2024年で400万円上がっています。
診療科ごとの年収(アルバイト・副業込み)・年齢・女性比率の変化
診療科ごとの年収の中央値、年収2,000万円以上の医師の割合、年齢の中央値、女性比率について、2022年と2024年の調査結果を比較しました。いずれの調査でも、回答数20件以上の診療科に限定して調査結果を分析しています。
まず年収2,000万円以上の医師の割合に注目すると、眼科で11.8%上昇しています。
一般に世代が上がるほど収入が上がりやすくなる傾向がありますが、眼科では年齢の中央値は1階級ぶん下がっています。若手医師が増えた状況で高収入をかなえている医師の割合が増えていることがわかります。
一方で2,000万円以上の医師の割合が大きく低下しているのは消化器外科(-12.5%)、泌尿器科(10.7%)、リハビリテーション科(-12.5%)、老年内科(-12.5%)でした。
リハビリテーション科では年齢の中央値が1階級ぶん下がり、女性比率が18.5%上がっているため、一般に年収が低くなる傾向に沿った変化が起きている可能性があります。
医師の年収は何を基準に決まっている?
医師が年収をあげたいと考えている場合、どのようなポイントが年収額を定める基準になっているか知り、ポイントに合わせた対策を練ることで年収アップを狙えることがあります。
では、医師の年収はどのような基準で決まっているのでしょうか。「医師年数」「勤務時間」「経営層の判断」「スキル」「業務量」「出来高払い」の6項目について、年収に反映されていると感じるかどうか聞きました。
医師の年収を決める基準となっているという声が多かったのは「医師年数」と「勤務時間」、「経営層の判断」の3つで、いずれも約5割の医師がおおむね反映されていると回答していました。
一方で、基準となっていないという受け止めが最も多かったのは患者数や診療報酬に応じて給与を決定する「出来高払い」で、60.4%の医師がおおむね反映されていないと答えています。次いで反映されていないと感じた医師が多かった項目は「業務量」(39.0%)、「スキル」(38.4%)でした。
多くの患者の診療をしたり、よりレベルの高いスキルを身に付けたりすることは年収アップに効果的な印象がありますが、実際に勤務している医師の肌感覚としては「年功序列」や「こなした業務量よりも勤務時間重視」の考え方が年収に影響していると感じている傾向が強いことが分かりました。
そのほか、医師の年収が決まる時に反映されていると思う基準として挙げられている項目をご紹介します。
-
- 認定医や専門医、経験年数と経験施設数 (50代男性、健診・人間ドック)
- 医局に属しているかどうか、根回しがあるかどうか (40代女性、小児科)
- 大学病院の場合は多くの場合, 職位しか考慮されていない気がします. (30代男性、耳鼻咽喉科)
- 長年勤務して得た信頼度 (40代女性、皮膚科)
- コメディカルからの人事評価 (40代男性、一般内科)
今の年収が「見合っている」と感じている医師は6割
医師は激務かつ患者の生命を扱う責任の重い職業ですが、それに相当するだけの年収を得ることはできているのでしょうか。
業務量や責任に対して年収が見合っているか聞いたところ、6割超の医師が「見合っている」「どちらかと言えば見合っている」と回答しました。
勤務先別の回答をみると、「見合っている」「どちらかと言えば見合っている」と答えた医師が最も多かったのは、クリニック(勤務医)の72.9%でした。
これに対して、「あまり見合っていない」「見合っていない」の回答が最も多かったのは大学病院で、58.6%の医師が年収と業務のバランスに不満を訴えています(下表)。
働き方改革などの制度変更は年収に影響する?
2024年4月から、医師の働き方改革が本格施行され、労働時間の上限規制などの取り組みが始まっています。このことで収入に影響が出ると思うかどうか聞いたところ、「変わらない」という回答が54.4%で最多でした。
「収入が減ると思う」と答えた医師も29.1%いたほか、「収入が増えると思う」という回答は全体の3.3%にとどまりました。
続いて、2024年度6月の診療報酬改定が年収に影響すると思うかどうか聞いたところ、こちらも「変わらない」と答えた医師が59.7%で最多となりました。
「収入が増えると思う」「変わらない」の回答がいずれも全体の約2割で、「収入が増えると思う」という声は2.1%でした。
医師の働き方や診療報酬改定に関して、現状決まっている施策内容に期待している医師よりも、変化がないと予想する医師や期待していない医師のほうが多いことが分かります。
年収や勤務条件をよりよくするための医師の取り組み
最後に、医師が年収や勤務条件を今よりも良くしていくためにどんなことに取り組んでいるのか、寄せられた自由回答をご紹介します。
アルバイト・副業をする
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- 主たる勤務先以外の仕事の割合を増やしています (40代男性、神経内科)
- 安定したアルバイトを探すようにしている (30代男性、内分泌・糖尿病・代謝内科)
- 単価の高いアルバイトへの乗換 (40代男性、内分泌・糖尿病・代謝内科)
- 当直明けは積極的に帰宅してバイトに時間を使う (30代男性、内分泌・糖尿病・代謝内科)
- 土曜や週末の非常勤を増やす(40代男性、麻酔科)
- 副業を考えている。 (50代女性、精神科)
新しい知識・スキルの獲得
-
- 新しく正しい医療知識を獲得する (70歳以上男性、産婦人科)
- サブスペ取得 (40代女性、産婦人科)
- 専門医や読影医の資格の更新は必ず行っています。 (30代女性、乳腺外科)
- 産業医の資格取得 (70歳以上男性、耳鼻咽喉科)
- 出来る限りスキルを活かす努力を惜しまない。例えば、懸命に手術を組み実施する。 (60代男性、一般外科)
- 来年博士を取得見込み (40代女性、小児科)
管理職や医局との条件交渉
-
- 病院管理部門との交渉 (30代男性、放射線科)
- ICT技術で、様々な業務の効率化に貢献し、それを評価するよう主張している。 (40代男性、麻酔科)
- 業務量、手術件数、結果の経営陣へのアピール (40代男性、形成外科)
- 派遣元の医局に給与の交渉をするように要望を挙げている (30代男性、消化器外科)
- 上層部と交渉し来年度から勤務時間を減らすことに成功した(年収は維持) (30代女性、産婦人科)
- 外来患者の満足度向上と集客をもとにした交渉 (30代男性、リウマチ科)
勤務条件の緩和
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- 時間外のコール免除 (40代男性、一般内科)
- 週の勤務日を4日にしています.ワークライフバランス改善のためです (60代男性、産婦人科)
- 有休休暇をなるべく消費しようとしている (50代男性、整形外科)
- 休日に出勤しないなど時間外労働の削減に努めている。 (30代男性、脳神経外科)
- 税金が高いので、給与を下げたいから診療時間を短くした (40代女性、皮膚科)
- 日直と有給を使用して、週4日勤務にしている。 (30代女性、小児科)
- 自身の業務時間を適正化(減らす)できるようにするために、部下・後輩の業務時間が減るように配慮している。 (40代男性、消化器外科)
タスクシフト・シェアの推進
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- 医師が関与する業務を事務に移行、健診受診者の単価を上げるよう誘導 (50代男性、健診・人間ドック)
- 書類作成などの仕事は医療秘書にお願いし慰労に専念している (50代男性、泌尿器科)
- 今までは業務過多であっても時間外にも必死で働き対応してきたが、他のスタッフにかなり余裕がありそうなので、限界ギリギリまで我慢せず、早めに業務分担をお願いするようにしている。まだ十分とは言えないが。 (40代女性、消化器外科)
転職・開業の検討
-
- 転職サイトを時々確認している (30代男性、整形外科)
- スキルを身につけて別の職場に就職する (30代男性、泌尿器科)
- 他に合う環境が無いか、常に探している。 (50代女性、一般内科)
- もう少し業務量の多い職場への転職検討中 (40代女性、リハビリテーション)
- 現在はやとわれ院長なので、開業を目指している。 (30代男性、消化器内科)
その他
-
- 勤務先の売り上げが上がるように診療報酬を気にしながら働いている (40代女性、内分泌・糖尿病・代謝内科)
- 貯蓄と投資により雇用に対する自身の期待値を下げ,無心で仕事ができるようにしている (30代男性、病理診断科)
- マンション投資経営を増やしている、医師業には見切り (50代女性、皮膚科)
- 大学病院は給与が全体的にとても低いです。給与を上げて欲しい (20代女性、呼吸器内科)
- 身辺整理、減る収入に合わせた生活の見直し (50代男性、一般内科)
- インセンティブ導入を目指している (40代男性、整形外科)
- 日々の業務に忙しく、それどころではない (40代男性、皮膚科)
医師はアルバイトでも多くの収入を得やすい職業ですが、年収を重視するあまり無理に労働時間を増やしてしまうと、心身の不調を招きかねません。年収とQOLのバランスを考えつつ、常勤先の見直しも含めて、自分に合った働き方を検討していくことが重要だといえます。
【参考】回答者の属性
調査概要
年齢
性別
診療科
地域
主たる勤務先
<脚注>
※年収と年齢は度数分布で調査しているため、中央値は階級値を使って表しています。
↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6




























