産婦人科医師の年収はどのぐらいなのでしょうか?また、年齢と性別などの要因でどの程度変わってくるのでしょうか?株式会社メディウェルのサービスを利用して転職した医師の年収データ1,901件(全診療科計)をもとに、全診療科の医師の年収と比較してみましょう。
目次
産婦人科医師の年収は平均値で1,555万円、中央値で1,500万円。女性比率が5割以上
産婦人科の医師の年収は下表のようになっています。
平均値で1,555万円、中央値で1,500万円と、平均値では全診療科よりも66万円ほど高く出ているものの、中央値では同じ産婦人科医師と全診療科の医師で年収は変わらないという結果となりました。
しかし表をよく見直すと、産婦人科医師と全診療科の医師では、女性割合(産婦人科で54.9%、全診療科で30.9%)が大きく異なることがわかります。一般的に医師の年収では、女性の方が当直免除や時短勤務などの条件で勤務することが多く、その分年収が低くなる傾向にあるため、その影響で産婦人科医師の平均年収が低めに見えていることが考えられます。
それでは、男性・女性それぞれで分けた場合はどうなっているのでしょうか?
産婦人科医師の男女別の年収は、いずれも全診療科よりも100万円以上高い結果に
男女別での産婦人科の医師の年収を全診療科と比較したデータは下記のようになっています。
平均値では男性で1,708万円、女性で1,429万円、中央値では男性1,673万円、女性1,410万円という結果になりました。平均値・中央値いずれで見ても、男女ともに全診療科よりも100万円ほど年収が高いという結果となっており、医師全体の中でも産婦人科は年収が高いことが窺えます。
年齢別では、男女ともに50代で最も年収が高くなる傾向に。50代男性の産婦人科医師の平均年収は1,937万円
年齢別での産婦人科医師の年収は下表のようになっています。
男女ともに50代で最も年収が高くなっており、50代の男性産婦人科医では平均年収が1,937万円となっています。
産婦人科医師の年収分布、2,000万円以上は17.6%、2,400万円以上も5.9%
産婦人科医師の年収分布は以下のようになっています。
産婦人科医師で最も多いのは、1,000~1,200万円で19.6%、次いで1,400万円~1,600万円で17.6%となっています。一方で、年収2,000万円以上も合計で17.6%と一定数おり、年収2,400万円以上も5.9%いるという状況となっています。
産婦人科の医師の求人には年収3,000万円に達するものも
現在募集中の産婦人科の求人を検索すると、中には最大で年収3,000万円に達する求人も見られます(2019年2月21日時点)。以下に掲載中の求人例をいくつか紹介します。
<愛知県・クリニック>
・年収1,500~3,500万円
・週5日勤務(週4日相談可)
・不妊治療外来
<東京都・クリニック>
・年収2,200~3,100万円
・週5日勤務(週4日相談可)
・一般婦人科外来
<愛知県・病院>
・年収2,800~3,000万円
・週5日勤務(週4日相談可)
・当直無し(非常勤医師対応)
・外来・病棟管理・手術・分娩
<北海道・病院>
・年収1,500~3,100万円
・週5日勤務(週4日相談可)
・外来・病棟管理・分娩
・院長職募集
<千葉県・有床クリニック>
・年収2,000~3,000万円
・週5日勤務(週4日相談可)
・外来・病棟管理・手術・分娩
・常勤2名体制
※閲覧時期によっては、既に募集が終了している場合や募集条件が変更されている場合があります。予めご了承ください。
こうしてみると、年収3,000万円などの高年収を実現可能な求人の中でも、外来のみの勤務から、分娩や手術も行う病院や有床クリニックでの勤務など様々な条件のものがあることがわかります。
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| 調査内容 | 医師の転職後の年収(全診療科と産婦人科医師との比較) |
|---|---|
| 調査対象者 | 株式会社メディウェルのサービスを利用して転職した医師 |
| 調査対象時期 | 2014年1月~2018年12月 |
| 調査件数 | 1,901件(うち産婦人科51件) |
| 調査公開日 | 2019年2月21日 |



