眼科医師の年収は?転職後のデータをもとに全診療科と比較

眼科は、女性医師の従事する診療科で内科・小児科に次いで3番目に多い科(厚生労働省、「平成28年 医師・歯科医師・薬剤師調査」)ですが、眼科医師の年収はどれぐらいなのでしょうか?株式会社メディウェルのサービスを利用して転職した医師の年収データ1,901件(全診療科計)をもとに、全診療科の医師の年収と比較してみます。

眼科医師の年収は平均値で1,464万円、中央値で1,418万円。女性医師の割合は全診療科よりもやはり高い

眼科の医師の年収は下表のようになっています。


眼科医師の平均年収

平均値で1,464万円、中央値で1,418万円と、全診療科と比べると中央値でやや低いという結果となりました。

ただし、眼科医師の女性の割合は48.1%と全診療科の30.9%に比べて、やはり高くなっています。一般に女性医師の場合、当直免除や時短勤務などの条件を選択する医師が男性に比べて多い分、年収も低くなる傾向にあります。そのため、女性医師が多い眼科では、その分全体の平均年収が低く見えている可能性もあると考えられます。

それでは、男女別での眼科医の年収はどうなっているのでしょうか?

男女別で見ると眼科医師の年収は全診療科と比べ大きな差は見られない

男女別での眼科医師の年収を全診療科の医師と比較したデータは下記のようになっています。


男女別での眼科医師の年収

平均値では男性で1,564万円、女性で1,357万円、中央値では男性1,500万円、女性1,300万円となっており、男女ともに全診療科に比べて大きな差は見られない結果となっています。眼科医師の年収は男女別で見れば医師の中では平均的になっていると考えられます。

眼科医師では年齢別での年収の違いはあまり見られない

年齢別での眼科医師の年収は下表のようになっています。


年齢別での眼科医師の年収

男性では30代から60代にかけていずれも1,500万円台の平均年収となっており、年齢別での年収の違いはあまり見られます。女性ではやや年齢とともに年収が増えていく傾向がありますが、増え方はなだらかとなっています。全体的に、眼科医師では年齢別での年収の違いは少ない結果となっています。

眼科医師の年収分布、最も多いのは1,200~1,400万円、1,800万円以上は21.2%

眼科医師の年収分布は以下のようになっています。


眼科医師の年収分布

最も多いのは、1,200~1,400万円で34.6%と全体の1/3を占めており、次に多いのが1,400~1,600万円で21.2%となっています。

一方、年収1,800万円以上の眼科医師も全体の21.2%を占める結果となっています。

眼科医師の求人の中には都市部でも年収2,000万円に達するものも。手術対応を求められる場合が多い

現在募集中の眼科の求人の中には、年収2,000万円以上のものも見られます(2019年3月5日時点)。以下に掲載中の求人例をいくつか紹介します。

<北海道・病院>

・年収1,270~2,760万円
・週5日勤務、当直月2回程度
・外来・病棟管理・手術

<東京都・クリニック>

・年収2,200万円~
・週5日勤務
・外来・手術(レーシック、屈折矯正、白内障)
・眼科専門医・内眼手術執刀経験者の募集

<愛知県・クリニック>

・年収2,500万円~
・週5日勤務
・外来・手術(レーシック、ICL手術中心)
・眼科専門医の募集

<山口県・クリニック>

・年収1,500~3,000万円
・週5日勤務
・外来・手術(白内障等、手術の有無は応相談)

<福岡県・クリニック>

・年収1,600~2,800万円
・週5日勤務(週4日相談可)
・外来・手術(白内障、緑内障、硝子体、外眼部)

※閲覧時期によっては、既に募集が終了している場合や募集条件が変更されている場合があります。予めご了承ください。

年収2,000万円以上の眼科求人は都市部でも見られ、クリニックが多い傾向にあります。業務内容はいわゆるコンタクト外来のような内容ではなく、一般外来と手術対応が求められることが多くなっています。また、専門医資格が募集の前提となっている場合も見られます。

眼科に関するその他の求人検索や転職に関する情報は、下記も合わせてご確認ください。

>>眼科医師の求人・転職情報

調査内容 医師の転職後の年収(全診療科と眼科医師との比較)
調査対象者 株式会社メディウェルのサービスを利用して転職した医師
調査対象時期 2014年1月~2018年12月
調査件数 1,901件(うち眼科52件)
調査公開日 2019年3月5日
診療科別の医師の年収調査結果

麻酔科 精神科 小児科 産婦人科 整形外科 眼科