経験が浅い先生、もしくは他科から転科されて経験年数が少なく、日本麻酔科学会認定麻酔科専門医取得を目指す先生には以下の点を中心に求人を見るようアドバイスしています。ぜひご参考下さい。
Q.「日本麻酔科学会認定麻酔科専門医の取得要件とは？」
・麻酔科認定医資格取得後３年以上経過し、麻酔関連業務に専従していること（麻酔に専従して満5年以上経過している）
・麻酔科認定病院で麻酔の臨床業務に1年以上従事し、所定の臨床業績、研究業績があること。
上記が条件となります。指導医の数・症例数など、研修施設の認定を得るためのハードルも高く、施設数も限られます。一概には言えませんが、専門医取得ができない医療機関とくらべ、スタッフの充実、また、新しい麻酔機器や各種機器もそろっている機関が多いことが特徴といえます。そのため、このような医療機関での勤務は比較的忙しいことが予想されます。また、症例取得のため、大学から研修に来ている先生が多く在籍することもあり、大学との繋がりが強い医療機関であるかどうか事前の調査が不可欠です。お一人では難しい情報収集も、プロのコンサルタントにお任せ下さい。

「10年目になるが、給与の面でかなり不満を感じる」、「上司に聞いても給与が上がっていないので、将来に不安を感じる」、「オンコール・当直を行い、オペが長引くことも当たり前なのに、もっと高給与がもらえてもいいのではないかと感じる」…そんなご相談を麻酔科の先生からいただきます。
麻酔科医師の求人募集の年収相場は、1,000万円程度から2,000万円を超えるものまで幅広いのが実情です。オンコールの頻度、救急当直の有無等、勤務内容によって給与は大きく変わってきます。多くの医療機関では、給与は院内規定により決定するものの、先生の意欲次第ではプラスアルファの交渉が可能な施設も数多くあるのです。
「麻酔科の専門医になり、様々な臨床麻酔・オンコールを受けていきたい。　やりがいもあるし、これからも精力的にやっていきたいという意欲はあるけれど…」　そんな意欲溢れる先生には、勤務内容はそのままに、給与が現職よりアップする医療機関をご紹介出来るかもしれません。ぜひ、一度コンサルタントにご相談ください。

「オンコールの生活から開放されたい」、『臨床麻酔だけでなく、外来の患者様とのコミュニケーションを取りたい』…そのようなご希望のある麻酔科の先生には、在宅、緩和ケアの求人をご提案させて頂いております。主に40代・50代の先生や、女性の先生からのお問合せが多くあります。
また、緩和ケア・ペインクリニックなどは勤務医の募集はもちろん、院長先生の募集もあります。前任のドクター退職に伴う募集や、新規立ち上げクリニックの院長募集など、募集の背景はさまざまです。
またクリニックの中にも、内科、整形外科、在宅医療など複数科目の医師が常勤しているところなど色々な形態がございますが、常勤医1名体制のところなどには、様々な疾患の患者様の来院に対応する事を求められる事もありますので、ご注意ください。
事前のリサーチ結果に関しては、信頼のできるプロのコンサルタントにお任せ下さい。

「病院勤務＆子育ての両立に限界を感じる」、「自分の時間をより大切にしていきたい」…小さいお子さんがいるママさんドクターや、今までオンコールの対応を多々行ってきた先生や比較的ゆったりした勤務を希望する先生には、こうした当直やオンコールの無い、もしくは限りなく少ない求人を調査してご紹介します。
こうした求人の特徴としては、整形外科を専門とした単科病院や、麻酔科常勤医が多い総合病院などが挙げられます。整形外科単科病院では、平行してペイン外来（研修が大変充実している医療機関もございます）をご担当いただくこともあります。
このような求人は数も少ないため、早めにコンサルタントにご希望をお伝えして頂ければ、求人が出た際に優先的なご紹介が可能となります。ぜひご登録の上、プロのコンサルタントと情報収集と事前準備を進めてください。