神経内科の医師募集は、引き続き増加傾向にあります。ご存じの通り、神経内科医自体が不足しているため募集を出していてもなかなか候補者が集まらず、常に募集しているという状況が常態化してしまっています。こういった背景もあり、神経内科で転職をお考えになられる際は非常に間口の広いものと考えて差し支えありません。
求人のある施設は中～大規模の急性期病院、療養型病院、リハビリテーション専門病院、クリニック、老健に至るまで、小規模急性期病院以外の全ての医療機関で求めている人材と言えます。小規模病院ではやはり消化器や循環器を専門とする先生のニーズが高くなっています。
中～大規模の急性期病院においては脳卒中のt-pa治療に始まり、パーキンソン病、アルツハイマー病など専門的な診療を、療養型病院やリハビリテーション専門病院であれば、リハビリの管理や痴呆性疾患の診療など、活躍の場は幅広くなっています。

【選考のポイントはココ！】
スキル・経験に関しては、専門医の有無、これまでのご経験が問われます。
しかしそれ以上に、治療かリハビリかという2点で、先生のご希望、方向性が重要になってきます。
現在は、高齢化社会と呼ばれ、病院の新築等をみていくとリハビリテーション専門病院を新たに開院するケースや、病棟を回復期リハにする等、リハビリテーションに関連した変化が多く見られます。もちろん、神経内科医そのものが不足しているため、求人自体も先生方が選ぶことが出来る状態でもあります。
先生自身が治療を行いたいのか、リハビリを行いたいのか、その2点で明確にご自身のキャリアプランを持てているかが、ポイントと言えます。

転職前にココをチェック！

常勤医師の年齢・卒大・医局派遣状況

PT・OT・STなどセラピストの人数構成

受け持ち患者内訳（一般内科患者も受け持つのか）

脳神経外科医の人数・構成

脳卒中患者の人数・搬送数

専門外来の有無

脳疾患と整形外科疾患患者の割合（リハビリテーション病院）