医師の平均年収とは

医師というとかなり高い給料をもらっているというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか？
日経メディカルオンラインというところが、医師の給料に関しての調査を実施しました。
2013年の勤務医の平均年収を見てみると、1477万円となりました。

ところで、勤務医自身はこの給料に対して満足しているのでしょうか？

同じ調査の結果を見てみると、57.7％の人が現状に満足していると回答しています。
実は日経メディカルオンラインでは、調査を続けているのですが、満足が半数を超えたのは今回が初めてといいます。

2009年以降、勤務医の年収は徐々に増加傾向にあるといいます。このため、満足に感じている人が多くなっているとも言えます。
ただ年収によって、満足と不満のレベルにも違いがみられるようです。1500万円前後で、満足のレベルが変わってくる傾向があります。

勤務医の中には、本業以外でもアルバイトをしている人も少なくありません。
アルバイトの年間収入を見てみると、平均で184万円となります。
上で紹介した年収の平均のうち、12％程度に該当します。

ただし35歳以下の若手の医師だけを対象にすると、アルバイトの金額がかなりアップします。
年収総額は940万円となって、その中にアルバイトの占める割合は17％程度になります。
若手の医師にとって、アルバイトは経済的な側面でも、もはや欠かせない存在になっているといえます。

アルバイトの中には、当直の担当をする人も多いです。
バイト先と勤務先の手当の比較をすると、バイトの方が1.5倍程度高くなるというデータも出てきています。