臨床医と研究医
「研究医」に関する最新情報は、「母で医師だからわかること~壁があったからこそ見えたもの 前編 医師としてのアイデンティティークライシスからの留学、 そして被災地で学んだこと」をお読みください。
医師は大きく2つのタイプに分類することができます。それは、臨床医と研究医の2つのタイプです。
臨床医とはいわゆる私たちがイメージするお医師さんのことをさします。
患者に接して病気の治療や予防するにあたってのいろいろな指導を行います。
臨床医の中でも、どこで仕事をするかによって業務内容は変わってきます。大学病院や総合病院の場合、細かく診療科目が分かれています。
それぞれの診療科目を担当して、専門的な治療を実施していきます。
その他には、クリニックのような個人で開業しているような医療機関もたくさんあります。この場合、やってくる患者もいろいろな症状を抱えて訪れるケースが多くなります。そこでいろいろな病気や症状に対処できるようにしておかないといけません。
クリニックのような小さな規模の医療機関で仕事をする場合には、広い医療知識が必要になると思ってください。
研究医とは、大学などで医療に関しての研究を担当する医師のことを指します。医療はかなりのレベルにまで発達していることはしていますが、一方でいまだに治療法や病気のメカニズムの分かっていないものもあります。
このようなまだ治療法が確立されていない症状に対して、新しい治療法を見つけるのが研究医の主な仕事内容になります。また、感染症は、次から次へと新しいウィルスを媒介して発生するものです。
この感染症を予防するためにはどうすればいいかについての研究を行うのも、研究医の役割の一つになります。研究医は、常に研究や実験を繰り返した上で何か発表できるような結論に至った場合には、論文を作成します。
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