後期研修医は基礎作り
研修医には2段階あり、初期研修医の期間を終えると、後期研修医の期間に入ります。ここで収入がグンとアップをして、おおよそ700万円~800万円はもらえるようになることが多いです。もちろん病院によって差はありますが、初期研修医時代から比べると収入は格段にアップすることになります。
すでに一人前の医師として認められることになりますので、実践できる医療行為の範囲も大きくなります。とはいえ、もちろんまだまだ新人という扱いを受けますので、ベテラン医師と同じようなスタイルで働くわけにはいきません。教わることもたくさんあるでしょうし、吸収することもまだたくさんありますね。
研修医としてメインは、あくまで研修を行うこと。まだまだたくさんのことを学び、たくさんの経験を積むことが責務の基本です。大学の医学部で習えることは、医師に必要なことの机上論です。実際には現場に出てみないとわからないこと、やってみないとわからないことばかりですので、体感しながら覚えていくしかないのです。それを行う期間が研修期間ですね。
医師は人の命を預かる仕事ですので、一般的な仕事よりもずっと研修期間が長いのは、言わば当然のことです。その長い研修期間を活きた時間として使えるかどうかは、その研修医次第。
まずは医師になるための土台をしっかりと作り上げ、先々晴れて正規の医師となれば、平均年収は1000万円を超え、上に行けば行くほどにどんどんアップしていきます。つまり、時間を有効に使えば、結果と年収は自ずと伸びていくということではないでしょうか。
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